初めまして!今回からライターとして寄稿させていただきます、エスワティニユウジです!まずはこれから数回に渡って、アフリカ南部にある国、エスワティニの基本的な事をお伝えしていきます!
エスワティニってご存知ですか?
Africa Questをご覧のアフリカ好きの皆さんでも、エスワティニって国名を聞いたこと無い方も多いんじゃないでしょうか?
それもそのはずで、この国は今年2018年4月19日に国名を、スワジランド王国からエスワティニ王国に変更したばかりなのです。
エスワティニ王国の基本情報!
- 国土面積:日本の四国より小さいぐらい
- 人口:約140万人
- 言語:英語、シスワティ
- 宗教:古くからの信仰とキリスト教が主。イスラム教の方なども居る。
- 日本からのアクセス:飛行機を乗り継いで約25時間
- 気候:寒いと10度から熱くて35度ほど。高地は夏でも朝晩は冷えます。
スワジランド?エスワティニ?国名変更?
エスワティニは、国王キングムスワティ3世がすべての実権を握っています。その国王が今年2018年に国名変更を宣言しました。
- 変更前:Kingdom of Swaziland
- 変更後:Kingdom of eSwatini(Eswatiniと表記する場合もあります)
Swazilandは、Swazi(現地のスワジ人)のLand(土地)という英語で、eSwatiniも同じく、Swati(スワジ人)のe…ni(土地を示す接頭尾辞)という意味になります。
どうして名前が変わったの?っていう話しはまた少し長くなるので、次回の記事で書きます!
エスワティニは国王がいる国なの?
そうなんです、エスワティニは、明確に政治的にも実権のある国王のいる、絶対王政国家になります。
ただ、独裁国家のような形ではないので、一般市民の生活自体は日本と同じように自由です。
現在の国王King Mswati IIIは14人の妻がいます。この国では、伝統的に一夫多妻制のある国なのです。
また国王は国有企業のTOPだったり、国立大学の学長という立場だったりと、様々な面で国民の頂上に立つ存在と言えます。
一夫多妻制の国、エスワティニ!
エスワティニでは一般の国民も複数の妻を娶ることが伝統的に認められています。
ただ最近では、近代化の流れもあってあまり複数の妻を持つ人を見ることは減ってきているようです。
実際私の身の回りでも、特に若い世代では一夫一妻のようです。
おじいちゃんおばあちゃん世代では二人奥さんがいるよという人もいます。
アフリカの国って危なくないですか?
こんなイメージの方もいると思います。
実際、日本よりはもちろん気を付けないといけないですが、エスワティニはかなり安全な国です!
夜歩いていてもそこまで危険を感じることもないですし、街中を歩いていて見るからにやばい!という人も少ないです。
エスワティニの生活って大変?
エスワティニの生活水準は、アフリカの中で見るとなかなか高い方といえます。
というのも、
- ホットシャワーが出る家庭が結構ある
- 電気が通ってない家庭のほうが少ない
- 水が結構行き渡っている
- 食料を買い出しに行くことが容易
などなど。
日本と比べるとこの項目ってどうなの!?って感じだとは思いますが、アフリカの他国と比べるととても快適です。
また、南アフリカにも近く、大きいショッピングモールもあるため、お金をかければ日本レベルの生活も可能な国です!
まとめ:「美しき小国」エスワティニ
さて実は、ここまで書いてきた色々なことは、「国土の小さい国だからこそ成り立っている」とも言えると思います。
- 小さい国だから王国制もうまくまわるし、一夫多妻制にも意味がある
- 機能がギュッとしてる分無駄な場所がないので危険地帯が無い=安全
- 小さいので生活インフラが整いやすい
そして何より、山並みの美しい国エスワティニ。
他国と違い、目立った世界遺産や観光地はあまりないですが、この小さく、静かな国の良さは、他には無い魅力です。
今回はここまでにしますが、
- 国名が変わった理由
- リードダンスという有名な民族のお祭りについて
- HIVの実態について
などなど書いていきます!
今後も是非エスワティニの情報を見ていって下さい!
また、もしこんな事を知りたいなんてリクエストあれば是非ご連絡下さい!
こんにちは。ワールドビジョンでエスワティニのシェウラ地域に
支援しているチャイルドさんがいるため、エスワティニに興味があります。
シェウラ地域はエスワティニとしては貧しい地域で、首都は過ごしやすいのですか。
なぜエスワティニで教諭をしているのですか。
どんな食べ物が有名なのですか。
もしよければ教えてください。
いつかエスワティニで支援しているチャイルドさんに会ってみたいです。
あまりに遠くて夢ですが・・・