豊田通商とグループ会社のCFAO SASは、2019年10月に共同で設立したMobility 54 Investment SASを通じて、ケニアを中心とした東アフリカで物流デジタルプラットフォームサービスを展開するSendy LimitedのシリーズB第三者割当増資に参加し、同社に7.6百万米ドルを出資することを決定したと2020年2月4日に発表しました。
物流をテックで解決を目指すSendy!
Sendyは、経済発展と人口増加を背景に物流需要が飛躍的に拡大するアフリカにおいて、ケニアを中心とした東アフリカで、物流の担い手と荷主をつなぐデジタルプラットフォームを運営しています。
消費財メーカーやeコマース業者などの配送ニーズと、登録しているバイクやトラックを保有する個人配送業者をつなぎ、荷主と配送業者間の配送ルートや価格などの交渉を簡素化することで、物流の効率化とコスト削減に貢献します。
また、貨物の配送・納品状況をリアルタイムに追跡でき、アフリカ物流産業の社会課題である物流の透明性と安全性を向上させています。
豊田通商、ケニアのSendy社へ追加出資!
豊田通商とCFAO SASは、Mobility 54 Investment SASを通じて、SendyのシリーズB第三者割当増資に参加し、7.6百万米ドルを出資しました。今回の出資は、第7回アフリカ開発会議(TICAD7)において、Sendyと締結したMOUに基づくものです。
今後、豊田通商は、Sendyの事業拡大と他国への展開の支援を通じ、アフリカ全土に跨る自動車事業、消費財・小売事業、農業事業などでのSendyのサービス活用及び豊田通商グループとのシナジー創出を図っていきます。
豊田通商は「アフリカ戦略」と「ネクストモビリティ戦略」を重点分野として推進しており、モビリティ54を通じて、アフリカにおけるMaaS/CASE事業の取り組みを加速し、モビリティ社会の課題解決の寄与を目指しています。
- 記事提供元:ケニアで物流デジタルプラットフォームを展開するSendy社へ追加出資~アフリカ物流産業の社会課題の解決に貢献~|プレスルーム(豊田通商)