スカイライト コンサルティングは、新型コロナウイルス感染拡大の影響により生活に困窮するアフリカの住民に食料や衛生用品などの支援物資を届けるため、現地の地域スポーツクラブをハブとしてアフリカの新型コロナウイルス対策支援を行う「A-GOALプロジェクト」に、50万円を寄附したと発表しました。
今後も、日本国内における本プロジェクトの活動の周知などを通じ、プロジェクト推進とアフリカ支援に協力していきます。
アフリカにおける新型コロナ感染拡大の影響
日本ではあまり知られていませんが、アフリカでも新型コロナウイルスの感染は大きく広がっており、アフリカ全土で現在も1週間で10万人以上のペースで感染者が増えています。
感染者数は7月29日時点で87万人で、陽性と判定された場合の治療費が支払えないことから病院に行って検査を受けない人も多くいると言われています。
従来より経済的弱者が多いアフリカでは、新型コロナの影響で失業者が急増し、経済的困窮者が更に増加することによる社会的インパクトは甚大です。
特に現地のスラムでは政府支援も十分に行き渡らず、状況は一層深刻であり、このような低所得者層への支援が必須かつ急務となっています。
スポーツクラブを通じて現地支援プロジェクト!
A-GOALプロジェクトは、新型コロナウイルスの影響を受け生活に困窮した人々をサポートするために2020年5月16日に立ち上がったプロジェクトです。
本プロジェクトの特徴としては、現地の地域スポーツクラブを「ハブ」に、食糧や衛生用品を住民に届けている点です。
普段からスポーツ指導以外にコミュニティの課題を解決するための地域貢献活動を行っている地域スポーツクラブを通して支援を行うことで、ニーズのある人たちに支援物資を確実に届けることができます。
これまでに、ケニア・ナイジェリアで 566世帯 (2739名)に食糧や衛生用品を届け、現在はマラウイでも地域サッカークラブをハブにした農業支援を行っています。
コロナ禍で困窮するアフリカを支援へ
スカイライト コンサルティングは、新型コロナウイルス感染拡大の影響により生活に困窮するアフリカの住民に食料や衛生用品などの支援物資を届けるため「A-GOALプロジェクト」に、50万円を寄附しました。
50万円の支援により、500世帯に2週間分の食料・衛生用品を届けることができます。
スカイライト社では、世界経済の「ラストフロンティア」として注目が集まるアフリカ大陸に対し、将来的なビジネス拡大を視野に入れ、社会課題解決やビジネス展開のための団体・イベントを後援する活動を行ってきました。
その一環として、2019年8月には、横浜で開催された、第7回アフリカ開発会議(TICAD7)のタイアップ事業として一般社団法人 アフリカクエストが主催した「Good Africation Meetup 2019」を同社オフィスで開催し、後援しました。
アフリカの友人に目を向け、支援の輪を広げたい!
今回の寄附について、スカイライトの代表取締役 羽物俊樹氏は「アフリカにおける新型コロナウイルス感染拡大の状況は、日本で報じられる機会が少なく、現地の住民が置かれている状況が私たちには伝わりにくいのが現状だと思います。
また平時であっても、一般の日本人にとってアフリカは遠い地域であり、私たちとどんな縁があるのかイメージしにくいという感想をお持ちの方もいらっしゃることと思います。
しかしながら、たとえば東日本大震災の際、多くのアフリカの国・団体が日本に対して支援の手を差し伸べてくれたことに、本件をきっかけに改めて気づかされ、アフリカは決して関係の薄い地域ではないことを強く感じました。
弊社は、東京ヴェルディとの資本・業務提携やブラジルでの育成クラブ「FC SKA Brasil」の経営を通じ、スポーツクラブが地域社会から受ける信頼や地域のコミュニケーションハブとしての役割など、社会に与えるポジティブな影響についても理解を深めてきました。
これら弊社のグローバルビジネスとスポーツビジネスの経験に基づき、今般A-GOALプロジェクトの趣旨に触れ、本プロジェクトはコロナ禍に苦しむアフリカ支援に有効と判断し、現地支援のための寄附を行うこととしました。
私たちの日本には、困ったときはお互い様という言葉があります。今回の取り組みを通じ、アフリカで困っている友人たちに目を向け、彼らへの支援の輪を広げていく働きかけをしていきたいと考えています。」とコメントしています。