欧州復興開発銀行(European Bank for Reconstruction and Development:EBRD)は、北アフリカのモロッコ、エジプト、チュニジア、中東のヨルダンにおいて、民間による再生可能エネルギー発電を促すため、2億5,000万USドルの資金調達の枠組みを設定すると発表しました。
北アフリカではエネルギー源をほぼ輸入に依存しています。再生可能エネルギー発電所の導入を促進することによって、エネルギー供給の信頼性の課題解決を図り、同地域の経済成長を促すことが期待されています。
再生可能エネルギー発電所で作られた電力は、地中海南部と東部地域のセメント会社やホテル運営会社、民間企業などに直接売電されるとのことです。