アフリカの課題解決を目指す!JICA、協力隊員によるアイデアピッチイベントを開催!

JICAでは現在、新規事業として「協力隊と民間企業をつなぐマッチングプラットホーム」を推進しています。

今回、JICAはSHIBUYA QWS(渋谷キューズ)と共同で、オンラインイベント「隊員発!アフリカの課題解決アイディアピッチイベント」を開催します。

隊員が現地で経験してきたリアルなアフリカ情報に触れることで、隊員と民間企業の連携促進を目指します。

隊員と民間企業のマッチングの可能性

JICA海外協力隊は、「ローカルなミクロ情報(市場ニーズ等)や現地ネットワークを有している」一方で、「途上国リソースだけでは解決できない課題や、活動中の日本との関わりが限定的である」ことが課題となっています。

他方、民間企業にとっては、国内需要の減少による海外展開ニーズの高まりを受けて、「SDGs を通じたビジネス展開」が求められつつも、現地の「ミクロ情報がない」ことが喫緊の課題となっています。

そこで、JICAは新規事業として「協力隊と民間企業をつなぐマッチングプラットホーム」の検討を開始しました。

この事業では、 隊員の有する様々な情報を民間企業に共有することで、企業のより具体的な事業展開計画の立案を目指します。

それと同時に、民間企業からは「途上国等ニッチ課題に対応する製品・技術や資金力」を海外協力隊の活動に活用し、より充実した隊員活動を目指しています。

現在は、新型コロナウイルスの関係で全隊員が帰国している状況ですが、隊員が現地で経験してきたリアルなアフリカ情報に触れることで、隊員と民間企業の連携が促進されればと思います。

アフリカの課題解決アイディアピッチイベント!

JICAは「協力隊と民間企業をつなぐマッチングプラットフォーム」の一環として、SHIBUYA QWS(注1)と共同で、開発途上国の課題解決に向けたオープン・イノベーションを促進するためのシリーズプログラム「World Wide Question for SDGs」を開催します。

このJICA×SHIBUYA QWS連携、第一回目のイベントとして、アフリカの課題解決に取り組みたい「JICA海外協力隊」と「民間企業」をマッチングするオンラインイベント「隊員発!アフリカの課題解決アイディアピッチイベント」を開催します。

当日参加するJICA海外協力隊員には「課題発信パネルディスカッション」と「起業アイディアピッチイベント」との2つの企画を通じて、日本の民間企業とQWSメンバーに向けて、アフリカの現地情報や課題解決に向けたビジネスの可能性について発表していただきます!

「アフリカでこんな事業をやってみたい」「日本の企業にこんな課題について知ってほしい」などの隊員たちの自由なアイディアが日本の民間企業の確かな知見やQWSメンバーの新しい可能性と繋がることで、渋谷から世界へ羽ばたく新しい社会価値の種が生み出されることが間違いなし!

▼イベント詳細

  • 開催日時:2020年9月8日(火)14:00-17:00(予定)
  • 開催場所:Zoom
  • 参加費:無料
  • 参加対象者:
    【課題発信型】協力隊の活動やアフリカに興味のある法人・個人
    【起業型】隊員の起業アイディアについて意見交換や連携を希望する法人・個人
    ※質疑応答や意見交換に参加しないオーディエンスのみの参加も可能です。この場合は、「オーディエンスチケット(隊員との意見交換、質疑応答への参加無し) 」より申込みをお願いいたします。
  • チケット申し込み:https://jicaichiba.peatix.com/view
  • チケット申し込み締め切り:2020年9月4日(金)17:00

プログラム(予定)

第1部【課題発信型】課題発信パネルディスカッション・アフリカ地域で活動した隊員3~5人によるパネルディスカッション(1時間程度)

– 質疑応答(30分程度)第2部【起業型】起業アイディアピッチイベント・隊員からの起業アイディア発表(発表5分、質疑応答3分/3~5名)
– 隊員と企業のブレイクアウトセッション(1時間程度)

未来のパートナーを見つける場に!

アフリカクエストの読者の方にもご参加いただき、アフリカの生情報に触れて、未来のパートナーを見つけていただければと思います。

そして隊員の方には、ぜひご自身が現場で見て、考えてきたことを日本に向けて発信いただければと思います!

ご参加お待ちしております!

<参考>

(注1)SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)とは:「渋谷から世界へ問いかける、可能性の交差点」をコンセプトに、多様な人々が交差・交流し、社会価値につながる種を生み出す会員制の施設。施設名称のSHIBUYA QWS(渋谷キューズ)は、物事の本質を探究し、常に問い続けることが、新しい価値につながる原点になるとの考えのもと、「Question with sensibility(問いの感性)」の頭文字をとったもの。

※本記事は主催者様よりご寄稿いただきました。

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