シエラレオネの若年妊娠女子に復学の機会を!NGOアラジ、月額寄付型クラファンを開始!


国内唯一のシエラレオネ専門NGOアラジは、2021年5月5日(水)より、500円から気軽にできる月額寄付型クラウドファンディング『年妊娠により退学を強いられた女の子に人生を変えるチャンスを届ける【100人の月額寄付サポーター】を募集しています!』を開始しました。

ケネマ県の事業地において、新たに50人のシングルマザーの女の子に中学校卒業までの毎月の奨学金給付支援を届けるために、月10万円ほどが必要です。

女の子達が中学校を卒業する4〜5年間、毎月一緒に課題解決に挑む100人の月額寄付サポーターを募集しています。

女の子の3割が若年妊娠をしているシエラレオネ!

シエラレオネ共和国は、西アフリカに位置し、かつては「世界一寿命の短い国」としても知られていた国です。

1991年まで政府と反政府軍(革命統一戦線RUF)との間でダイヤモンド資源を巡る複雑な内戦が勃発、2002年に終結しました。


その後、2016年には、リベリア・ギニア・シエラレオネの三か国で発生したエボラ出血熱の影響で、最も多い約4,000名の死者を出しました。

現在もコロナ禍により、厳しい経済状況が続き、学校閉鎖の影響で10代の妊娠は急増しています。

手に入らない避妊具や性教育の知識不足、性暴力などの望まない妊娠により、約3割の10代の女の子が中等教育の機会や、その後の夢への進路を失っており、シエラレオネにおける男女の教育格差は大きな社会問題になっています。

シエラレオネで活動するNPO法人アラジ!

NPO法人アラジは、シエラレオネにおいて、約7年間にわたり、経済的困難を抱える最貧困家庭の子どもと大人たち、延べ1,000名に教育と就労の機会を届けてきました。

最近では、若年妊娠をし退学を強いられた10代の女の子達が、もう一度復学するチャンスを得るための、毎月の奨学金支援事業に力を注いでいます。

女の子に奨学金の提供と通して教育格差を是正したい!

 

NPO法人アラジの代表理事を務める下里夢美氏は、「女の子の若年妊娠はハイリスク出産となり、母子ともに死亡率が高くなります。

また、母親がシングルマザーとなり経済的に困窮するケースも多く、乳幼児死亡率(5歳未満時の死亡率)も高まり、結果としてシエラレオネの低い平均寿命(53.8歳。 WHO,2016)の根本原因となっています。

シエラレオネにおいては、若年妊娠をした女の子が復学をしてはならない法律が2020年に撤廃されたばかりです。

赤ちゃんの父親が経済的な責任を果たしておらず、養育費を捻出するために、子育てをしながら農業や物売りなどの労働をせざるを得ない10代のシングルマザーの女の子に教育費と養育費をセットにした奨学金を提供し、男女の教育格差を是正したいです。」 と語ります。

シエラレオネの若年妊娠女子に復学の機会を!

NPO法人アラジは、毎月の奨学金支援事業を拡大を目指し、新たに50名のシングルマザーの女の子達が中学校を卒業するまでの、3〜4年間、毎月一緒に課題解決に挑む100人の月額寄付サポーターを募るため、500円・ワンコインから寄付できる月額寄付型クラウドファンディングを実施しています。

昨今、話題となっている「クラウドファンディング」ですが、 2018年の矢野経済研究所によると、日本における国内の市場規模は2014年度は200億円程度でしたが、2016年、2017年と急速に市場が急拡大しており、今後も市場拡大が見込まれています。

一方で、欧米地域と比べてみると、日本ではまだまだ「クラウドファンディング」に対する抵抗感やハードルを感じる人は多いように思われます。

そこで、NPO法人アラジは、日本人の「クラウドファンディング」に対するハードルを下げたい、もっと気軽にクラウドファンディングをする価値観を広めたい、そして、より多くの人にNPO法人アラジ の活動を知ってほしい、という想いから、ワンコインの500円から参加できる月額寄付型クラウドファンディングを実施するに至りました。

月額寄付型クラウドファンディング概要

  • 返礼:月額500円の寄付:毎月の活動報告メルマガ、月額1,000円の寄付:毎月の活動報告メルマガと、毎年5/5こどもの日に、女の子からの直筆メッセージをご自宅までプレゼント!

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