バリューチェーンを強化!JICA、ルワンダ産コーヒーの高付加価値化と持続性向上を支援!

国際協力機構(JICA)は、ルワンダ政府との間で、技術協力プロジェクト「コーヒーバリューチェーン強化振興プロジェクト」に関する討議議事録に署名しました。

栽培・加工・流通の各バリューチェーンの工程において組織体制の強化、生産技術の改善や市場認知度の向上等を支援することによりルワンダのコーヒー産業の高付加価値化と持続性向上を目指します。

ルワンダ産コーヒーが抱える課題!

東アフリカに位置するルワンダ共和国は、人口1,263万人(2019年)、国土面積2.63万平方キロメートルの内陸の国です。

ルワンダにおいて農業はGDPの約34%を占め、全人口の約70%が従事する主要産業です。

その中でコーヒーは紅茶や菊とともに主要な伝統的作物として、農産品輸出でも大きな割合を占めています。

2016年の輸出に占めるコーヒーの割合は35%であり、外貨獲得手段として期待されている商品作物です。

一方で、国際競争の中で、産出量の小さいルワンダ産コーヒーが国際市場で勝ち抜いていくための方策を見出す必要があります。

高付加価値化と持続性の向上に貢献!

国際協力機構(JICA)は、2021年6月3日、ルワンダ政府との間で、技術協力プロジェクト「コーヒーバリューチェーン強化振興プロジェクト」に関する討議議事録(Record of Discussions: R/D)に署名しました。

本案件は、2017年から2021年まで実施された「コーヒーバリューチェーン強化プロジェクト」の後継案件で、これまでの協力の成果を土台に、栽培・加工・流通の各バリューチェーンの工程において組織体制の強化、生産技術の改善や市場認知度の向上等を支援します。

これにより、高収益・高品質コーヒー生産モデルの構築、及びルワンダ産コーヒーの市場認知度向上を図りルワンダ産コーヒー産業の振興に貢献します。


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