豊田通商のガーナ共和国における車両組立会社であるTOYOTA TSUSHO MANUFACTURING GHANA CO. LIMITEDは、ガーナにおいて日本企業初となる同社工場で、トヨタ自動車のピックアップトラック「ハイラックス」の組み立てを開始し、組立開始式典を実施しました。
また、スズキの小型車「スイフト」を、2022年よりSKD生産する予定も公表しました。
日本企業初の自動車を組立て生産!
ガーナ共和国の車両組立会社であるTOYOTA TSUSHO MANUFACTURING GHANA(TTMG)は、豊田通商グループとして、ケニア、エジプト、ナイジェリア、ルワンダに次ぐアフリカ5カ国目、西アフリカでは初となる車両生産拠点です。
同社工場は、ガーナの首都アクラより30kmにあるテマ市に位置し、生産能力は年間1,300台、投資額は約7百万米ドル、従業員数は約50人です。
トヨタ自動車のピックアップトラック「ハイラックス」をボルトを締めるだけなどの簡単な加工で車両を組み立てるSKD(Semi Knock Down)で生産します。
また、スズキの小型車「スイフト」を、2022年よりSKD生産する予定です。
「スイフト」のSKD生産は、2019年3月のトヨタとスズキ間の協業合意に基づき、2019年1月にトヨタからアフリカでの営業業務の全面移管を受けた豊田通商とスズキ間のアライアンス強化・拡充の一環として計画されています。
ハイラックスの車両組立を開始へ!
TTMGは、トヨタ自動車のピックアップトラック「ハイラックス」の組み立てを開始し、組立開始式典を実施しました。
式典には、ガーナのナナ・アド・ダンクワ・アクフォ・アド大統領、アラン・ジョン・クワド・チェレマテン貿易産業大臣、および姫野勉 駐ガーナ日本大使が出席し、TTMG山田社長から同国貿易産業省に、「ハイラックス」1台が寄贈されました。
また式典に出席したアフリカ本部の大塚本部COOは、「ガーナの社会・経済発展に向け、”Made in Ghana”の高品質なクルマづくりを推進するとともに、販売代理店で質の高い販売サービスとアフターサービスを提供することで、ガーナの人々の安心・安全な暮らしやビジネスを支えてまいります。」と抱負を語りました。
- 記事提供元:日本企業初となる、ガーナにおける車両組立を開始~トヨタ・ハイラックスに加え、2022年にスズキ・スイフトの組立事業も開始予定~|豊田通商 プレスルーム