「Make a Little Difference」をキーワードに、アート×ビジネスストラテジーで社会課題の解決を目指すBrave EGGsは、レンズ付きフィルムの「写ルンです」を用いて貧困層の子どもたちの自立を支援するプロジェクト「写ルン族」を2021年2月よりスタートしました。
本プロジェクトに共感した国内外のアーティストたちが、子どもたちが撮影した写真をそれぞれの感性で昇華させた作品展「共鳴」を、六甲山サイレンスリゾート(神戸市)にて、2021年7月28日より8月1日まで開催します。
自立支援プロジェクト「写ルン族」!
「写ルン族(しゃるんぞく)」は、2021年2月よりスタートした子どもたちの経済的・精神的自立をアート教育で実現するプロジェクトです。
「写ルン族」プロジェクトでは、以下の5つのステップの活動を通じ、子どもたちの経済的・精神的な自立を実現します。
- サポーターからのご支援をもとに100台の写ルンですを調達し、現地に持参
- 子どもたちに写ルンですを渡し撮影を依頼
- 撮影後の写ルンですを買い取り、生活費として現金収入を提供(ルワンダの場合1台1万ルワンダフラン=約1,000円。100台で100万ルワンダフラン=約10万円)
- 撮影された写真をアーティストに題材として提供し、コラボ作品の制作を依頼
- コラボ作品を展示・販売し、利益の50%をアーティストに、残りの50%を将来のアーティスト育成学校設立・運営費用に充当(5年後の設立を目標)という
本年度のメインフィールドである東アフリカのルワンダで子どもたちに100万ルワンダフラン(約10万円)が報酬として提供されます。
10万円の報酬は、ルワンダ人35人の食費(1年分)やルワンダ人14人の小学校の学費(1年分)などのインパクトを現地に与えることができます。
また、本プロジェクトをスケールさせていくために、NFT等のデジタル技術を活用した子どもたちの権利保全と継続的な収入提供の仕組も構想中です。
さらに希望する子どもたちをアーティストとして教育し、独立を支援する仕組みを、5年後をめどに構築します。
作品展「共鳴」が神戸市で開催!
本プロジェクトに共感した国内外のアーティストたちが、子どもたちが撮影した写真をそれぞれの感性で昇華させた作品展「共鳴」を、六甲山サイレンスリゾートにて、2021年7月28日より8月1日まで開催します。
「共鳴」展は写ルン族の活動に共感した国内外のアーティストが、子どもが撮影した写真を題材に作品へと昇華した、唯一無二の作品展となっています。
また、本展示会の作品、写真等は全て販売され、利益の50%をアーティストに還元、残りの50%は将来の学校設立のための運営費として使用されます。
展示概要
- 期間:2021年7月28日~8月1日(7月28日は貸切。一般公開7月29日~8月1日)
- 会場:〒657-0101 兵庫県神戸市灘区六甲山町南六甲1034 六甲山サイレンスリゾート ギャラリーB(深井美貴子写真展「太陽の街の子どもたち Suntown Camp in the Philippines」との合同開催)
- 開場:11:00~18:30(8月1日は17:00終了)
- 入場料:無料
- イベント:毎日14時~ギャラリートークを開催する他、写真撮影やアフリカ布「キテンゲ」を用いたクラフトワークショップ等を開催予定
- 協賛:六甲山サイレンスリゾート、株式会社北辰
- 協力:Suntown Camp Foundation、板橋区・おそとカフェ
※写真:ルワンダの子どもたちが昨年「写ルンです」で実際に撮影した数々の写真
「共鳴」展参加アーティスト(2021年7月1日現在)
- 香川智彦(プロジェクト代表、写真家)
- 鈴木掌(プロジェクト共同発起人、アーティスト)
- 森岡綾(プロジェクト副代表、写真家)
- コシノヒロコ(ファッションデザイナー、アーティスト)
- Nozography(アーティスト)
- 繁田穂波(水棲生物画家)
- Aska(アーティスト、デザイナー)
- Sayuri(書芸家)
- Majolika(切り紙アーティスト)
- セカイダイスケ(アーティスト)
- 入江富美子(映画監督、アーティスト)
- Marx De La Rosa(アーティスト・フィリピン)
- Danielle Gustillo(アーティスト・フィリピン)
- Devorah Garsuta(アーティスト・フィリピン)
- Austin Oppura(アーティスト・フィリピン)
- Anika Loquite(アーティスト・フィリピン)
- 深井美貴子(写真家)
- midorin(アーティスト)