乗合いバス「マタツ」として活用!豊田通商、ケニアでハイエースのSKD生産を開始!

豊田通商は、ケニア共和国の車両製造・販売事業体であるToyota Kenya Limited (TKEN) を通じて、トヨタ自動車から部品供給を受け、車両生産委託先であるAssociated Vehicle Assemblers Ltd. (AVA)において、トヨタの「ハイエース」のセミノックダウン生産を2021年11月9日に開始しました。

ケニアでハイエースのSKD生産を開始!

今回新規に生産する「ハイエース」は、ケニア現地で乗り合いバスの「マタツ」として使用されています。

アフリカの人や社会と共に成長することを目指す「WITH AFRICA FOR AFRICA」という理念の下、同国の安心・安全な公共交通手段となることを目指し、豊田通商は「ハイエース」の現地生産に取り組みます。


写真:ハイエース生産ライン

ケニアの車両製造・販売事業体であるToyota Kenya Limited (TKEN) を通じて、トヨタ自動車から部品供給を受け、Associated Vehicle Assemblers Ltd. (AVA)に車両生産を委託し、ボディが溶接、塗装済みの状態で輸入され、現地では主要構成部品をボディやシャーシに組み付ける、比較的簡素な組立て作業のみを行うセミノックダウン生産を行います。

これまでAVAはランドクルーザー、ハイラックスなどを豊田通商グループより委託生産してきました。


写真:AVA外観

ハイエースの生産台数は年間500台を予定しており、生産車種追加に伴う投資額は設備・工具、組立作業員の教育などを含めて約60万米ドルになります。

バスサービスの品質向上にも取り組む!

また、「ハイエース」の現地生産に伴い、バスサービスの品質向上を目的とした「MaaSパッケージ」の提供を開始しました。

豊田通商がモビリティ54を通じて出資した、バス交通事業者向けの運行管理システムを開発・提供するData Integrated Limitedサービス活用しており、バス運行情報の整流化が期待されています。


返事を書く

Please enter your comment!
Please enter your name here

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください