ケニア・タンザニアで聞いた!コロナ禍での生活の変化とは!?

株式会社ビィ・フォアードが運営するアフリカマーケットリサーチは、アフリカ東部に位置するケニア及びタンザニアで「コロナ禍での生活の変化に関するオンライン調査」を実施しました。

今回の調査は、2022年1月14日から21日の1週間、ビィ・フォアードリサーチ会員383名を対象に行い、ケニア・タンザニアにおける新型コロナウィルスの感染拡大の影響によるライフスタイルの変化をまとめました。

コロナ禍で減ったことは?食事やワークスタイルに変化!

新型コロナウィルスの感染拡大により、生活の中で「減った」ことを最大3つまで選んでもらいました。

ケニア:「外食」「友達との時間」「収入」が減少

ケニアで1番「減った」と回答が多かったのは「外食」(55%)で、次いで「友達のとの時間」(47%)でした。「外食」が減ったと回答した人が多い一方で、12%の人が「テイクアウトによる飲食」が増えたと回答しました。

3番目に「減った」と回答が多かったのは「収入」(46%)で、次いでオフィス勤務(40%)が挙げられました。2020年7月にケニア政府はロックダウンを実施し、大都市間での移動や大規模集会は制限されるなど、アフリカでは比較的厳しい政策がとられました。その影響を反映するように、人々は「収入」の減少を実感しているようです。

タンザニア:「友達との時間」「収入」「オフィス勤務」が減少

タンザニアで1番「減った」と回答が多かったのは、「友達との時間」(58%)と「収入」(58%)でした。次いで、「オフィス勤務」(35%)という結果になりました。

2021年3月頃まで、タンザニア政府はタンザニアにおけるコロナウィルスの存在を否定し、制限や政策はほとんど実施されませんでした。

2021年3月に現在のサミア・スルフ・ハッサン大統領が就任してから、ワクチン接種などの政策が開始されましたが、他国と比較するといまだに厳しい政策は行われていません。

それでもやはり、「オフィス勤務」や「友達との時間」が減るなど、人々の生活様式には徐々に変化が見られるようです。

コロナ禍で増えたことは?オンラインでの活動が活発に!

新型コロナウィルスの感染拡大により、生活の中で「増えた」ことを最大3つまで選んでもらいました。

ケニア:「家族との時間」「在宅勤務」に次いで、「ネットショッピング」が上位に

ケニアでは、「家族との時間」が増えた(67%)という回答が最も多い結果となりました。「在宅勤務」が増えた(62%)ことが大きな要因と考えられます。

次いで多かったのが、「ネットショッピングの利用」(46%)、「メディアの活用」(39%)でした。デジタル化が急速に進むアフリカでも、コロナ禍での「おうち時間」の増加により、さらにオンラインショッピングの利用が加速しそうなことが見てとれます。

タンザニア:「家族との時間」「在宅勤務」に次いで、「メディアの活用」が上位に

ケニア同様、タンザニアでも「家族と過ごす時間」(68%)、「在宅勤務」(55%)の回答が1位・2位にランクインしました。行動制限などの政策が比較的緩やかなタンザニアでも「在宅勤務」が増え、「家族と過ごす時間が増えたことが伺えます。

次いで多かったのが、「メディアの活用」(47%)、「ネットショッピング」(33%)でした。「メディアの活用」が増えたと回答した人たちに最も利用したメディアを質問したところ、「オンラインメディア」(88%)の回答が最も多く、次いで「テレビ(衛星放送など有料のチャンネル)」(51%)が多い結果となりました。

アフリカマーケットリサーチとは?

株式会社ビィ・フォアードが運営するアフリカマーケットリサーチでは、全世界200万人超の顧客リストや100以上の現地エージェントなどのネットワークを活用し、様々なアンケート調査や現地調査を実施しています。

アフリカで市場調査をされたい方、消費者の生の声を聞きたい方、コロナ禍で出張できずにお困りの方などにおすすめのサービスとなっています。ご相談は無料ですので、お気軽にお問合せください。

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