三井住友銀行、エジプトの国営銀行であるミスル銀行とデジタル分野で連携へ!

株式会社三井住友銀行は、北アフリカのエジプト・アラブ共和国国営のミスル銀行と2022年8月24日付で、貿易金融におけるデジタル分野の協働促進を目的とした業務連携に関する覚書を締結しました。

両行は貿易金融デジタル分野での協働を加速させることを目的に、エジプトと主に日本及びアジア諸国間の貿易取引において、ブロックチェーンなどのデジタル技術も活用しつつ、貿易書類の電子化や貿易取引進捗の見える化など、更なる顧客支援拡大を目指します。

アフリカ北部の経済大国エジプト!

北アフリカに位置するエジプト・アラブ共和国(通称エジプト)は、日本の約2.7倍の国土もある国土に約1億343万人が暮らしています。在留邦人は719人です(2021年)。

アフリカ大陸では3番目に大きい経済規模を誇り、BRICs諸国に次いで経済大国に成長する高い潜在性があると言われるNEXT11にも選出されています。

2021年の名目GDP総額は約4,028億ドル(約56兆円)、一人当たりの名目GDPでは3,926ドルです。アフリカでは屈指の経済規模であり、BRICs諸国に次いで経済大国に成長する高い潜在性があると言われるNEXT11にも選出されていました。

エジプト国営銀行、ミスル銀行とは?


写真:ミスル銀行公式ホームページより

ミスル銀行は、エジプト国営銀行であり、同国及び周辺地域に幅広い拠点ネットワークを持っています。

その歴史は古く、1920年に実業家のJoseph Aslan Cattaui Pashaと、経済学者のTalaat Harb Pashaによって設立されました。

1960年には他の3つの大手銀行と共に国有化され、現在に至るまで北アフリカ地域で大きな影響力を持っています。

同行は現在、繊維、保険、輸送、航空、エンターテイメント、映画製作など、複数の国内セクターにまたがる多くの企業に資金を提供しており、また様々な分野の150社を超える株式を保有しています。

SMBCとミスル銀行、金融貿易のデジタル化で協働!

三井住友銀行は、ミスル銀行と2022年8月24日付で、貿易金融におけるデジタル分野の協働促進を目的とした業務連携に関する覚書を締結しました。

ミスル銀行は、エジプト国内において貿易取引・貿易金融のデジタル分野で先進的に取組を進めており、三井住友銀行とミスル銀行は、近年、貿易デジタルプラットフォーム実証実験に共に取り組むなど連携を深めています。

今回の覚書締結は、両行の貿易金融デジタル分野での協働を加速させることを目的にしています。

エジプトと主に日本及びアジア諸国間の貿易取引において、ブロックチェーンなどのデジタル技術も活用しつつ、貿易書類の電子化や貿易取引進捗の見える化など、更なる顧客支援拡大を目指します。

また三井住友銀行は、ミスル銀行との協働により、顧客のアフリカ関連事業へのサポートを強化し、同地域の持続可能な経済成長に貢献していきます。


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