ソニーグループは、アフリカにおけるエンターテインメント事業を育成する取り組みとして、コーポレートベンチャーキャピタル「Sony Innovation Fund: Africa」を2023年9月に創設しました。
また、今回投資先スタートアップ企業の探索や投資実行において、新興国での投融資活動を積極的に行っている国際金融公社(IFC)と協業契約を締結しており、個社での投資事業に加えて、双方の強みを活かした投資活動も展開していくことでアフリカでのエンターテインメント業界の成長を支援していきます。
ソニーグループのCVCとしての取り組み!
ソニーグループは長期にわたり、世界各国で新事業創生のエコシステムに参画し、ベンチャー企業の事業成長支援に貢献してきました。
2016年にはソニーグループとして初のコーポレートベンチャーキャピタル「Sony Innovation Fund」を創設しました。
その後2019年にも株式会社大和キャピタル・ホールディングス(現、株式会社大和インベストメント・マネジメント)との合弁会社で「Innovation Growth Fund」を組成しました。
2020年には地球環境問題へ取り組む企業を支援する「Sony Innovation Fund: Environment」や2022年には「Sony Innovation Fund 3」などによる活動を通じて、投資専門チームによる経験と運用実績をグローバルに積み重ねてきました。
ソニー、アフリカ向けCVCを設立!
ソニーグループは、アフリカにおけるエンターテインメント事業を育成する取り組みとして、コーポレートベンチャーキャピタル「Sony Innovation Fund: Africa」を2023年9月に創設しました。
ソニーグループは今後成長が期待されるアフリカでのエンターテインメント事業に着目しています。
ゲームや音楽、映画、コンテンツ配信などの産業拡大も見据え、今回創設したコーポレートベンチャーキャピタル第五弾の「Sony Innovation Fund: Africa」は、主にシードからアーリーステージのスタートアップ企業を対象として、ファンド規模US$10Millionで開始します。
「Sony Innovation Fund」は創設当初よりソニーグループが保有する技術の提供から共同開発、事業提携まで、コラボレーションの機会提供を通じて投資先の成長を支援しており、「Sony Innovation Fund: Africa」においても付加価値のある投資を実行していき、将来的には、活動状況に応じてさらなる規模拡大も検討していきます。
また、今回投資先スタートアップ企業の探索や投資実行において、新興国での投融資活動を積極的に行っている国際金融公社(IFC)と協業契約を締結しており、個社での投資事業に加えて、双方の強みを活かした投資活動も展開していくことでアフリカでのエンターテインメント業界の成長を支援していきます。
アフリカのエンタテインメント業界の成長・発展に貢献!
ソニーグループ株式会社 副社長 CSO 御供俊元氏は、「ソニーグループでは、これまでのコーポレートベンチャーキャピタルの活動を通じて、次世代を担う技術やスタートアップを育成し、オープンイノベーションを推進してきました。
今回設立したファンドの活動により、グループ内のエンタテインメント事業とのコラボレーション機会の提供を通じて、アフリカのエンターテインメント業界の成長を加速させ、同地域の進歩、発展に貢献していきたいと考えています。
また、新興国でプレゼンスの高いIFCとの協業は、お互いの強みを発揮することで、この活動をより強固なものにすると確信しています。」とコメントを発表しています。
またIFC 長官兼専務理事 マクタール・ディオップ氏もソニーグループとのパートナーシップに関して「IFCは、アフリカのクリエイティブ産業においてビジネス価値の創出を目指すソニーとの協業に大きな期待を寄せています。
このパートナーシップの下、IFCの新興市場における専門的な知見とデジタル分野の幅広い投資実績を活かし、エンターテインメント、メディア、テクノロジーの分野で世界をリードするソニーの卓越した実績が加わることで、クリエイティブ・セクターの経済成長に貢献できると確信しています。」と述べています。
- 記事提供元:Sony Innovation Fund: Africaを創設|SONY ニュースリリース