ゾウの保護運動団体「エレファント・アクション連盟」によると、タンザニアで「悪魔」の異名を持つマリアンゴ容疑者が逮捕されました。同容疑者はゾウ密漁の複数のシンジケートを築いた首謀者とみられています。
先月初旬には「象牙の女王」の異名を持つ中国人の女が逮捕されました。ヤン・フェン・グラン容疑者は東アフリカ地域で過去10年のうちに逮捕された象牙密輸犯の最後の大物とされていました。両者は複数回にわたって密輸などで共謀していたそうです。
象牙の不正取引は2007年以来、世界で2倍に増加しています。市場は中国や米国を始め、東南アジアの国々でも需要が高まっています。現在年間3万頭のアフリカゾウが象牙の密漁目的で殺されているとみられています。
photo credit: Elephant in the woods via photopin (license)
記事参照元:CNN