ケニアシリングの日本円からの上手な両替とキャッシュレス送金のコツ!紙幣のコンセプトも!

ケニアの公式通貨であるケニアシリングは、ケニアの経済と文化を象徴する通貨であり、そのデザインには国の発展を表すテーマが取り入れられています。

ケニアを訪れる際、現地の通貨であるケニアシリング(KES)を効率的に両替することはもちろん、キャッシュレス決済を活用することも重要です。現金を持ち歩かずにモバイルマネー「M-PESA」やクレジットカードを活用することで、より安全かつ便利に過ごすことができます。

この記事では、ユニークなケニアシリングの紹介とケニアシリングの両替のコツ、キャッシュレス送金の方法について解説します。

ケニアの公式通貨、ケニア・シリング!

ケニアシリング(KES)は、1966年から使用されているケニアの公式通貨です。

紙幣には50、100、200、500、1,000シリングがあり、硬貨には1シリング、5シリング、10シリング、20シリングが含まれます。ケニアシリングは、その安定性から東アフリカで最も強い通貨の一つとされています。

また、ケニアシリングは「〜シル」と呼ばれることが一般的ですが、日常生活では「〜ボブ」とも呼ばれ、特に少額の金額を指す際に使用されます。

ケニアを象徴するコンセプトが採用!

ケニアシリングのお札にはケニアの発展を象徴するテーマを取り入れられており、クリーンエネルギー、農業、社会サービス、観光、ガバナンスの5つの主要な分野を強調しています。

50シリング

  • テーマ: グリーンエネルギー
  • 内容: 風力発電、地熱発電、太陽光発電など、ケニアがリーダーシップを発揮しているクリーンエネルギー分野。

100シリング

  • テーマ: 農業
  • 内容: トウモロコシ、茶、家畜など、ケニアの経済と文化に深く根付いている農業の重要性。

200シリング

  • テーマ: 社会サービス
  • 内容: 医療サービス、教育、陸上競技など、ケニアの社会的多様性と独自性を反映。

500シリング

  • テーマ: 観光
  • 内容: ビーチ、公園、マサイマラのヌーの大移動やシンバ(ライオン)など、ケニアが誇る観光資源。

1,000シリング

  • テーマ: ガバナンス(統治)
  • 内容: 議会を中心としたケニアの統治システムと、国の効果的なガバナンスを支える役割。

日本円からケニアシリングの両替のコツ!

ケニアでは、米ドルが広く流通しており、特に両替レートが良いです。日本円を直接ケニアシリングに両替するよりも、一度日本円を米ドルに両替してからケニアシリングに変える方が有利な場合が多いです。

日本円を直接ケニアシリングに両替できる場所もありますが、レートが悪いのであまりオススメはできません。

特に、100ドル札や50ドル札などの大きな額の米ドル紙幣は、ケニアでの両替レートがより良くなる傾向があります。逆に20ドル以下の紙幣や100ドル札でも旧札については両替レートが安くなるので、注意が必要です。

ただ米ドルの少額紙幣(1ドルや5ドル札など)も、特に観光地や市場などでは米ドルがそのまま使えることもあるため、少額紙幣をいくつか持っておくと便利です。

両替場所としては、ジョモ・ケニヤッタ国際空港の荷物の受け取り場所や税関を出たところに複数あります。ナイロビ市内の両替所の方がレートが良いですが、そこまで大きく変わらないので、少額で良いのであれば空港で両替しても問題ありません。

日本円とケニアシリングの為替は、長らく1KES=約0.8~1.2円程度で推移してきました。なので、1ケニアシリングがほぼ1円なので、計算がしやすいです。ただここ最近は円安の影響もあり、1ケニアシリング〜約1.1~1.2円になっています。


画像:Xeからのチャート

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