ボツワナ旅行するならココ!王道アフリカ サファリから、裏アフリカまで!

ボツワナという国名を知っている人なら、オカバンゴ・デルタという世界最大の内陸デルタで、ラグジュアリーな旅行(1泊10万円代のロッジが珍しくない)は知っているかもしれません。また、チョベ国立公園も有名で、おそらく想像していたアフリカと大差のない旅行が楽しめると思います。

他アフリカ諸国のサファリよりボツワナを押す欧米や南アの白人はそこそこいます。ボツワナの動物保護区が過剰な保護や、コントロールをしていない点に好印象をもっているようです。もともとボツワナ人はあまり商売っけがなく、おだやかな人たちという点もあいまって、ガイドもアグレッシブな人はみかけなく、BIG5など人気の動物みせるために過剰に必死になったりしません。野生動物との共存という意味ではとても良い側面をもっています。

ただし、肉食獣などに遭遇する確率はケニアやタンザニア、南アに比べると低いと思われます。

まずはボツワナの王道の国立公園からご紹介します。

王道の観光地1:世界遺産オカバンゴデルタ

ボツワナが誇る最大の観光地です。
オカバンゴ・デルタはカラハリ砂漠に水が流れてきて形成される、世界最大の内陸デルタです。生息する生物の多様性などの理由で2014年、世界遺産に登録されました。
デルタ内部にはラグジュアリーロッジが点在し、欧米人に高級な観光地として有名ですが、近くの町(Maun マウン)に宿泊してデルタに入るツアーを利用すればそこそこの値段でサファリやデルタの自然を楽しむことができます。

 

オカバンゴ・デルタ内にある動物保護区、モレミ・ゲームリザーブで1日ドライブして見れた動物は下記リンクより↓
Moremi Game Reserve 1Day game drive

ボツワナ情報サイトGAPE オカバンゴ・デルタ

王道アフリカ サファリ2:チョベ国立公園

ボツワナ最北にあるゲームリザーブ、チョベ国立公園はゾウの楽園。保護区に柵がないため、一般道をゾウが横切ったりします。ゾウ密度は世界No.1といわれるほど、ゾウの遭遇率は高く、夕方にボートで公園にでかけるツアーではゾウが川を渡る姿がみれたりします。

 

チョベ国立公園の詳しい情報は下記サイト↓参照してください
ボツワナの情報サイト ハーペ チョベ国立公園のページ

チョベの3時間ゲームドライブの写真はこちら

チョベの3時間サンセットクルーズの写真はこちら

王道のアフリカ観光 現地の民族に会ってみよう!:ハンチ

南部アフリカにはブッシュマンと総称される狩猟採集民たちが大昔から住んでいた場所です。カラハリ砂漠という川や水がない土地で小さな動物を狩り、植物の採取をし、移動しながら生活していた民族です。クリック音と呼ばれる、口や舌をはじいたような数種類の音を使い分ける、独特の言語を持っています。
現在は政府に定住を強制させられたりして複雑な生活環境に置かれていますが、ボツワナ西部の町、ハンチでは彼ら自身が運営する彼らの文化を知るためのアクティビティがあります。

旅行の仕方など詳しくは下記へ

ボツワナ情報サイト ハーペ ハンチ

タカドゥ・キャンプのブッシュマンウォークの写真

もし日本のデザイナーがアフリカへ行ったら ブッシュマンダンス

王道のアフリカ観光 岩窟絵のツォディロ・ヒルズ

ツォディロ・ヒルズはボツワナの北西部の平野にある岩山で南部アフリカの狩猟採集民ブッシュマンが描いたとされる壁画がある場所です。わずか10キロ四方に4500以上の岩絵が密集しており、この点、他のアフリカの岩絵群の中でも飛び抜けています。鮮やかなの岩絵群はその芸術的・文化的価値が認められ2001年に世界遺産に登録されました。

詳しい情報は下記サイトを参照してください

ボツワナ情報サイトハーペ ツォディロ・ヒルズ

もし、日本のデザイナーがアフリカに行ったら Tsodilo Hills Rhino Trail

 


さて、ここまでは王道のアフリカ。サファリに原住民とそんなに想像から離れないのではないでしょうか?ここからは裏アフリカ、ボツワナです。

裏ボツワナ:南米じゃないの? いいえ、アフリカです。マカディカディ塩湖

こちらはボツワナ北東部にある世界最大級の塩湖、マカディカディ・パンです。(パンとは塩湖という意味です。)360度真っ平ら。パンの真ん中に布団をしいて満点の星空をみながら一夜を明かすツアーもあります。満月の日は月明かりに照らされた不思議な世界を、新月の日には天の川や星空を楽しむことができます。

 

詳細の情報は下記サイトを参照してください。

ボツワナ情報サイト ハーペ マカディカディ・パン

マカディカディパン1泊ツアーの写真

裏ボツワナ:別の惑星にきたみたい、塩湖にある島レクブ・アイランド

レクブ・アイランドは塩湖マカディカディ・パン中央付近南側に位置する塩湖の中の島。周囲2kmほどの島は岩に囲まれバオバブの木が自生しており、別の惑星にきたかのような不思議な風景が広がっています。白人たちの間では人気の観光地ですが、GPSで探すかガイドに頼むしかなく、行く事が難しい場所と言われています。

詳しい行き方などは下記サイト参照してください。

ボツワナ情報サイト ハーペ レクブ・アイランド

裏ボツワナ:プチプラでラグジュアリーな旅ができるチュリ

オカバンゴのサファリは高すぎる!という人にオススメです。お値段1泊2万円くらいで朝晩のゲームドライブと食事が全部ついてくるのがチュリ。サービスはオカバンゴ、チョベに次ぐ質で、ロッジも素敵なところばかり。チョベやオカバンゴと違いゴツゴツした岩が続きサファリの風景は他と全く違うのも特徴。

ダジーズというでっかいネズミみたいな動物です。

ゾウ、ライオン、ヒョウやチーターの他にもダジーズやクリップスプリンガーなどの珍しい動物が多いのも特徴です。

チュリへの行き方など詳しい情報は下記を参照してください

ボツワナ情報サイト ハーペ チュリ

裏ボツワナ:クイハバ洞窟

鍾乳洞がこんなところにもあります。クイハバ洞窟、またの名前をドロツキー洞窟。クイハバとは現地のブッシュマンの言葉でハイエナの穴という意味、ドロツキーはこの洞窟をみつけて本等に記述した白人の名前です。ボツワナ北西部のど田舎にあります。行くだけで結構冒険!洞窟入るのも冒険!!な地です。

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クイハバ洞窟の写真はこちらから


以上、ボツワナ観光ガイドでした。

想像通りのアフリカっていう場所とそうじゃない場所が結構あるボツワナです。ぜひ、一度きてみてください!

3 コメント

  1. 参考になりました。ありがとうございます。
    ボツワナ共和国の象を通じて映像作品を作りたいと思ってます。

    • コメントありがとうございます。
      老婆心ですが、1月31日に下記のようなコメントがボツワナ政府から
      「環境研究、映像&写真の撮影許可の中断」というタイトルの文書が出ています。
      期間は未発表です。許可手順のプロセスが構築されるまでのようです。

      SUSPENSION OF ISSUING OF ENVIRONMENTAL RESEARCH, FILMING AND PHOTOGRAPHY PERMITS
      1. The Ministry of Environment, Natural Resources Conservation and Tourism (MENT) wishes to inform all researchers, film-makers, photographers and other relevant stakeholders that the issuing of new permits is suspended with immediate effect until further notice. The suspension also applies to renewal of any existing or expired permits.
      2. The suspension has been prompted by ongoing concerns regarding the conduct of environmental research, filming and photography in Botswana’s protected and other wilderness areas; specifically that:
      (i) Batswana are not involved in independent research projects or films;
      (ii) Researchers and film-makers do not account for their movements and there is lack of compliance with statutory requirements to deposit research outputs and filming products;
      (iii) Progress reports are either not submitted at all or they arrive late;
      (iv) There is lack of adherence to proper animal care and welfare protocols in particular concerning the fitting of tracking devices like collars;
      (v) There are isolated cases of gross misconduct where some researchers or film-makers willfully engage in unauthorized activities.
      3. Consequently, the Ministry has made an undertaking to review the existing Standard Conditions and Procedures for conducting environmental research, filming and photography in Botswana.
      4. All stakeholders who may be affected or have an interest in this matter are advised that the Ministry of Environment, Natural Resources Conservation and Tourism will in due course convene a Consultative Forum (Pitso) to present a way forward and provide an opportunity for comments, views, recommendations and any other representations.
      For more information contact the Ministry at +267 3914955, +267 3647914 or email mewt@gov.bw.

    • コメントありがとうございます
      1/31に下記のようなコメントが政府から発表されています。
      「環境リサーチ、映像と写真撮影許可の一時停止」
      期間は未定で、許可発行のプロセスを構築しなおしたいようです。

      SUSPENSION OF ISSUING OF ENVIRONMENTAL RESEARCH, FILMING AND PHOTOGRAPHY PERMITS
      1. The Ministry of Environment, Natural Resources Conservation and Tourism (MENT) wishes to inform all researchers, film-makers, photographers and other relevant stakeholders that the issuing of new permits is suspended with immediate effect until further notice. The suspension also applies to renewal of any existing or expired permits.
      2. The suspension has been prompted by ongoing concerns regarding the conduct of environmental research, filming and photography in Botswana’s protected and other wilderness areas; specifically that:
      (i) Batswana are not involved in independent research projects or films;
      (ii) Researchers and film-makers do not account for their movements and there is lack of compliance with statutory requirements to deposit research outputs and filming products;
      (iii) Progress reports are either not submitted at all or they arrive late;
      (iv) There is lack of adherence to proper animal care and welfare protocols in particular concerning the fitting of tracking devices like collars;
      (v) There are isolated cases of gross misconduct where some researchers or film-makers willfully engage in unauthorized activities.
      3. Consequently, the Ministry has made an undertaking to review the existing Standard Conditions and Procedures for conducting environmental research, filming and photography in Botswana.
      4. All stakeholders who may be affected or have an interest in this matter are advised that the Ministry of Environment, Natural Resources Conservation and Tourism will in due course convene a Consultative Forum (Pitso) to present a way forward and provide an opportunity for comments, views, recommendations and any other representations.
      For more information contact the Ministry at +267 3914955, +267 3647914 or email mewt@gov.bw.

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