アクセルアフリカの髙塚こころです。アクセルアフリカはケニアを拠点に日系企業のアフリカ進出サポートや現地での事業開発のご支援をしています。
アクセルアフリカでは現在、ケニア現地で私たちと一緒に働いてくれるインターンを募集しています。
実際にインターンはどんな活動しているの?魅力はどんな感じなの?というお声をよくいただきますので、現在ケニアでインターンとして活動してくれているRenaさんとShuheiさんにインタビューしました!
まずは自己紹介をお願いします!
Rena: 上智大学英語学科5年の新井です。現在2年間、大学を休学しており、その期間を利用して、半年間インターンをしております。インターンは4月の頭に開始し、10月の中旬までの6か月間行う予定です。
Shuhei: 滋賀大学経済学部ファイナンス学科の待山です。8月の上旬から11月の中旬までインターンシップをする予定です。まだ、インターンを開始してから2,3週間しか経っていないのですが、充実した毎日を送っています。そして、今回、同い年のレナさんとこころさんと一緒に対談の形でお話出来ることが楽しみです。
インターンに応募したきっかけは何でしょうか
Rena: このインターンに申し込みをしたのが、今年の3月で、その当時はかなり思い付きで応募したというところがありました。ただ、思い付きとはいっても、大学でずっとアフリカの地域研究をゼミで勉強しており、学生のうちにアフリカに行きたいなという想いがずっとありました。
私たちの代ではコロナの影響もあり初めの2年間は海外渡航も出来ず、できるようになった頃には交換留学などをしていたため、大学4年生になるまでアフリカに行けないままでした。
今回やっと休学を2年間を取り、時間が出来たので、この時間を使ってアフリカに行ってみたいという想いがあり、今回応募させていただきました。
Shuhei: 僕は8月からインターンシップを始めていますが、実は面接を受けたのはかなり昔の記憶があり、2月、3月頃でした。
僕自身も元々、アフリカ大陸に興味があり、その中でも自分のテーマにしていたものが「日本の高度経済成長的なものを感じられるところに行きたい」というところでした。ケニアはアフリカの中でも、成長しているので実際に行ってみて見てみたいなと思いました。
インターンでは主にどのような仕事をしていますか?
Shuhei: そうですね、自分は主にコンサルティングのほうを主に担当しており、実際に現地の方にインタビューしに行き、現地の情報を調べに行ったり、クライアントさんが求めている情報をデスクトップでもフィールドでも実際に調査して資料をまとめたりしてます。
Rena: 私は、アクセルアフリカが運営をサポートしている「JENGA HOUSE」と言われるコミュニティハウスの管理人を担当しています。
そのため、普段はJENGA HOUSEに関する業務を中心に行っています。具体的にやっていることは、宿泊希望者との連絡や利用者の対応です。また、今年の6月には以前あった場所から新居に引っ越しをしたので、その際の引っ越し作業や新しい家具の購入や設備管理などを行っていました。
ケニアでの引っ越しは日本みたいに携帯1つで全てが完了するわけではなく、業者探しから値段の交渉まで全て自分でやらなければいけなかったのでとても良い経験でした。
新しい家も水道も電気も家具も何から何まで自分たちで探さないといけないので、日本でのインターンでは経験できないようなことができ、とても面白かったです。
同じインターン生でもやっている業務が違う中、インターン生同士の交流はどうですか?
Rena: インターン生は基本、JENGA HOUSEに滞在しており話す機会がたくさんあるので、就活の話やインターンの悩みなどを相談しています。インターン生同士だけど、やはり本当に日本で友だちと話す感覚と一緒ですね。
Shuhei: 就活の話、インターンの業務の内容など色々話していく中で、レナさんとの考え方が違うので、その対極の考え方から色々学ぶこともあります。そしてその考えを業務に活かせている場面は多々あるかなという風に感じています。
Rena: 今までいたインターン生同士でもご飯を食べに行ったりしていました。ナイロビはとても美味しいレストランが沢山あるので、みんなでご飯に行ったりお話したりするのはとても楽しいです。
もちろん仕事は全力で頑張るのですが、それ以外の夜の時間はインターン生やJENGA HOUSEに泊まっていただいている方のみんなでお話をする楽しい時間があります。またその話はただ楽しいだけじゃなくて、自分の成長に繋がる時間でもあるなと感じています。
Shuhei: 日本のインターンシップですと早期選考とかもあるので、お互いを落とし合いになってしまうことが多い印象なのですが、こっちで活動されている方はエネルギーにあふれている人が多く、お互いに切磋琢磨して活動できるのはいいなと思いました。
お仕事やインターンをする中で学んだことはありますか?
Rena: 仕事の仕方については、日々学ぶことだらけです。私たちは学生でまだ働くという経験をしたことがないので、仕事の基本知識もほとんどなく、代表に迷惑をかけることが多々あります(苦笑)。
ただおかげさまで、代表はいつもまっすぐ私たちと向き合ってくれるので、インターンを通して今となってはかなり仕事の基本を学ぶことが出来たと感じています。
現地アフリカのケニアで仕事をするからこそ、学べていると感じる事もあります。日々の仕事や生活を通してアフリカ現地のことを知ることができるのはもちろん、ケニア人スタッフとの何気ない会話の中でケニアの社会文化について学ぶこともあります。こうした経験は、海外インターンならではだなと感じますね。
またインターン生として働いてきた中で、私が代表に言われて嬉しかった言葉があります。「インターン生のあなたを、学生としてではなく、一人の大人として見ます」という言葉です。
仕事を振られる時に、「学生だからこの責任感で良いだろう・学生はこれくらいしかできないだろう・学生には任せられない」という考えを持たれたことは一度もなく、肩書ではなく個人としての能力とやる気を基に、仕事を任せてもらえます。
自分自身でどんな経験もできる環境を与えてもらっているというのは、非常に恵まれているなと感じます。
Shuhei: 僕自身、まだ3週間しかいないのですが、すでに色々なことを任せていただいています。日本にいた時は、どちらかというと、いかに効率的に仕事を終わらせて、そつなくこなすことを重視されているなという雰囲気をとても感じました。
けど自分自身「パッション」を大事にしているところもあるので、情熱をもって120%でぶつかっています。それこそ熱意を持っているけど、不器用な自分でも色んなことができることがとても嬉しいなと思っています。
Rena: スキルがないということは、大学生ではしょうがないことで、スキルよりも「頑張りたい」「成長したい」という想いがある人にはこのインターンはとても良いのではないかと思います。
Shuhei: たしかにそうですね。スキルというものは後からついてくるものなので、土台の「頑張り切る」というところの方が、大事になってくるのではないかなと思います。
日本にいると、今日のシャワーは温かいお湯が出るか、電気がつくかなど心配せずに生活していますが、ケニアにいるとそんな呑気なことも言ってられず、「生きている」を実感しながら仕事ができるのはとても面白いなと思います。
アクセルアフリカのインターンシップの魅力とは?
Rena: アフリカに長期滞在するのはツテがないとなかなか簡単ではないですよね。そんな中で、インターンをしながら現地に一定期間住むことができるというのは、アフリカ地域に強い関心がある私にとっては、とても魅力的だなと感じています。
Shuhei: あとはケニア現地で働かれている大人と話せることが、就活を控えている自分にとっては、「大人がどんなふうに考えているのか」「どういう風に物事を進めているのか」を聞けるのはまた1つ大きな魅力だなと思います。
Rena: 確かに、ケニアナイロビにいると、本当に色んな方に会うことができますね。特にこのインターンだと、JENGA HOUSEに住みながら仕事をするので、JENGA HOUSEの宿泊者やイベントの参加者と話をする機会が多くあります。
皆さん、日系企業の駐在員や国連職員、旅人やバックパッカー、出張者や研究員の方などで、日本で学生をしているだけだと出会えないような方とフラットにお話をすることができます。
学生のうちに、こうした多様な方と出会い、アフリカに関わるという点でどういった働き方があるのかを知ることができるのは、これからの進む道を決める上で非常にありがたい機会をもらっているなと感じます。
Shuhei: 大学生でそんな方々に会ってよいのかと萎縮する人がいるかと思うのですが、現地にいる日本人のかたのほとんどはとても温かい方ばかりだなと思います。日本だと、アポイントを取るには大変なこともあることをあるのですが、ここで働いているとそのような障壁も日本と比べると低いように感じます。
これからやっていきたいこと・残りのインターンへの想いを教えてください
Rena: 今までJENGA HOUSEをメインに担当してきたので、インターン終了までに新JENGA HOUSE のセットアップを完了させたいと思っています。
「JENGA」という言葉は「構築する・組み立てる」という意味を持つスワヒリ語の単語です。元々は、JENGA HOUSEに集まる人々が何かをともに作り上げていくという意味を持って、この名前がつけられました。
ただJENGA HOUSEは、2代目インターン生が代表と共に立ち上げて、その後各代のインターン生がそれぞれの仕事を担当し、自分なりのピースを積み上げ、現在の大きさまで成長させてきました。
私は、そのあり方自体も、”JENGA(築き上げる)”を体現しているなと感じています。そのため、私自身も私の強みを活かして、できるだけ多くの自分なりのピースを乗せて、次のインターン生に引き渡せたらいいなと思っています。
どなたか素敵な人が私の後任としてJENGA HOUSEに来て、その人に「お願します!」とバトンタッチできたら嬉しいです。これを見ているあなたがその次の人になるかもしれません。次の人が楽しく仕事ができるよう、最後まで少しでも多くの仕事を進めていきたいです。
Shuhei: まだ日が浅いところもあるのですが、徐々に任せていただいている仕事も増えていることもあるので、1個1個に全力で自分の120%を出していきたいなと思います。そして、ぶつかった先に効率的にできる部分や改善できる部分もあると思っています。
なので、まずは手を動かす・足を動かす・頭を使うところをしっかりやりつつ、自分のレベルアップに繋げられたらなと考えています。
ケニア現地インターン生、募集中!
アクセルアフリカは、ケニアを拠点にアフリカ市場への進出を目指す日系企業やアフリカ現地で事業に邁進しているスタートアップに対してコンサルティング・アクセラレーションサービスを提供しているコンサルティング会社です。
アクセルアフリカでは今後の事業拡大に向け、現地ケニアにて私たちの活動をサポートしてくれる現地インターンの募集を行っております。アクセルアフリカのインターンでは、様々なバックグラウンドや目的を持った学生がケニア現地で奮闘しています!
アフリカでのコンサルティング業務・メディア運営・コミュニティハウス運営に少しでもご興味・ご関心ある方はぜひお気軽にご連絡ください。
また、実際のインターンの仕事内容や業務形態について知りたいという方に向けてカジュアル面談も準備しておりますので、以下のフォームからお問い合わせくださいませ。
応募方法
募集要項を確認の上、下記フォームからご応募ください。まずは書類選考をさせていただき、ご記載いただいたメールアドレスへご連絡させていただきます。
カジュアル面談について
応募を迷われている方や、事前に確認したいこと等がございましたら、カジュアル面談として30分〜1時間程度のオンライン面談も対応可能ですので、是非、以下フォームよりお申込みください。
最後に今回のインタビューは内容は、今後YouTubeで動画としてもお届けする予定です。より現場の雰囲気が分かる内容となっていますのでお楽しみに!