モザンビークで障害児と共に歩む幼稚園と就労支援プロジェクト!クラファンにも挑戦中!

モザンビークの首都マプトで発達障害児を受け入れる幼稚園が、無償の療育支援や障害者の就労機会を提供し、インクルーシブな社会を目指すプロジェクトを進行中です。

一般社団法人モザンビークの新しい教育を支援する会による現地の社会課題に取り組み、誰もが安心して生活できる社会モデルの構築に向けた挑戦の様子を紹介します。

無償療育支援で障害児に適切な教育機会を提供

モザンビークでは、多くの障害者が教育の機会を奪われている現状があります。特に発達障害児は、通学する学校が限られ、家庭で孤立してしまうことが多いです。

このような状況を解決するため、現地の幼稚園は無償の療育支援を提供することで、子どもたちに適切な教育機会を与える取り組みを進めています。療育支援では、応用行動分析(ABA)に基づき、子どもたちが無理なく社会性を身につけるためのプログラムを実施しています。

今プロジェクト実施者である関谷氏は無料の個別療育支援を通して一人一人の発達特性に応じた教育プログラムを提供しています。また保護者に対する無料のカウンセリングも継続されています。

今後、週に1度、2時間の無料療育支援を10名の子どもに提供する計画です。活動の実施には、児童心理士の給料や幼稚園の施設家賃、療育専用部屋の改装費用などが必要であり、これらはクラウドファンディングでの資金調達を通じて賄われる予定です。

障害者の就労機会を創出する養鶏プロジェクト

障害者の自立を支援するために、幼稚園は障害者が働ける事業の創出にも取り組んでいます。具体的には、現地の孤児院でニワトリの生産トライアルを実施し、障害者が日常の作業(掃除、餌やり、水やりなど)に参加できるかを検証します。

このトライアルでは、ニワトリ100羽を育てながら、どのようなサポートがあれば障害者が養鶏活動に参加できるのかを確認する予定です。

プロジェクトは、地元の孤児院と協力し、障害者が自立した生活を送るためのモデルを構築することを目指しています。資金はクラウドファンディングを通じて集められ、必要な設備の改修や資材の購入に充てられます。

インクルーシブ社会の構築を目指す挑戦

このプロジェクトは、モザンビークで「一人を大切にする社会」のモデルを構築することを目指しています。

障害が原因で教育を受ける機会を失った子どもたちに適切な教育機会を提供し、障害者が従事できる就労機会を作ることで、誰もが安心して生活できる社会を目指しています。

特にモザンビークでは、障害者に対する社会的な偏見や理解不足が根強く、インクルーシブな社会の実現には多くの課題が残されています。このような中で、プロジェクトは地元のパートナーや行政機関と連携しながら、現地のニーズに応じた支援活動を展開しています。

クラウドファンディングで地域社会を巻き込む

プロジェクトの資金調達は、クラウドファンディングを通じて行われています。支援金の使途は、児童心理士の給料や幼稚園の施設家賃、療育専用部屋の改装費用、孤児院のニワトリ小屋の改修費用など、多岐にわたります。

資金調達の目標金額は2,116,762円であり、これにより無償療育支援の継続や障害者が働ける事業のトライアルを進めることが可能になります。

プロジェクトは、支援者に対してリターンとして御礼メールや活動報告、スタディツアーの実施などを提供し、地域社会と共にインクルーシブな社会の実現を目指しています。

クラファン情報

  • プロジェクト名:アフリカのモザンビークで障害があっても無くても安心して生活できる社会を作りたい!
  • URL:https://for-good.net/project/1001050
  • 目標金額:2,100,000円

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