JICA(独立行政法人国際協力機構)は、2024年秋募集の海外協力隊に向けて、広瀬アリスさんを起用した新TVCM「人生なんて きっかけひとつ。ウガンダ・エンテベ」篇を2024年9月3日から全国で放映開始しました。
広瀬さんがウガンダのエンテベで環境教育隊員として活動する姿を通じて、JICA海外協力隊の魅力を訴求する内容となっています。
広瀬アリス、ウガンダで協力隊員を体験
新TVCM「人生なんて きっかけひとつ。ウガンダ・エンテベ」篇では、広瀬アリスさんがJICA海外協力隊の環境教育隊員として、ウガンダのエンテベで活動する様子が描かれています。
今回のCMは、広瀬さんが動物好きであることを活かし、エンテベのウガンダ野生生物保全教育センターでのキリンへのエサやりから始まります。
また、広瀬さんはルガンダ語で現地の子どもたちと挨拶し、日本の国旗をペットボトルの蓋で一緒に作る姿が紹介されており、視聴者に現地での体験の楽しさを伝えています。
さらに、彼女はビーチでのゴミ拾いにも取り組み、環境保護活動の一環として現地の子どもたちと積極的に交流します。このCMは、JICA海外協力隊に応募を検討している方々に、異文化交流や新たな挑戦の楽しさをアピールしています。
撮影の舞台裏と広瀬アリスの感想
CM撮影の舞台裏では、エンテベの美しいヴィクトリア湖を背景に、広瀬さんが明るく「よろしくお願いします!」と挨拶し、撮影がスタートしました。
1日目は湖畔の朝焼けの中、JICAの隊員と共に歩くシーンから始まりました。エンテベ動物園として知られるウガンダ野生生物保全教育センターでは、広瀬さんがキリンと触れ合い、街のマーケットでは現地のパイナップルを絶賛するなど、現地の風景と文化に深く触れる様子が映し出されました。
広瀬さんはインタビューで、ウガンダの明るくフレンドリーな人々との交流や、普段の生活では味わえない動物との近距離での触れ合いが印象的だったと語っています。彼女にとって、ウガンダでの短い滞在期間は新鮮な刺激に満ちており、現地の人々から多くのエネルギーをもらったと述べています。
次回のCMはウガンダのジンジャを舞台に
2025年春には、新たなCMとしてウガンダのジンジャを舞台にした「人生なんて きっかけひとつ。」シリーズの第4弾が公開予定です。
この新しいCMでは、ナイルブリッジでの撮影が行われ、広瀬アリスさんが現地の子どもたちとJICA協力隊の隊員と共にダンスを踊るシーンが含まれています。
特に、「ジャンピング!」という掛け声と共に子どもたちと息の合った動きを見せる広瀬さんの姿が印象的で、一体感あふれる撮影現場となりました。
このCMもまた、JICA海外協力隊の活動を通じて、異文化交流の魅力や新たな挑戦への意欲を伝えることを目的としています。視聴者は広瀬さんの活動を通じて、海外協力隊の新しい可能性に触れることでしょう。
広瀬アリスさんインタビュー
Q:撮影を終えての率直な感想をお願いいたします。
あっという間でした。色々なことを学べるんだろうなと思って、今回ウガンダを訪れて、スケジュール的にはなかなかぎゅぎゅっとした2日間で大変ではあったはずなのに、毎カットごとに、とにかくいい刺激がたくさんあって、純粋にその時間を楽しむことができました。
Q:現地の方との交流や動物と触れ合う様子も多かったと思いますが、印象的なシーンがあれば教えてください。
動物とあれだけ近い距離で接することができたり、子どもたちとちゃんと会話をするということができたことです。普通に生活しているとなかなか体験することができないので、やっぱり純粋にパワーをいただきましたし、とても印象深かったですね。
Q:アフリカ大陸初上陸とお聞きしましたが、ウガンダに初めて来た感想を教えてください。また、来る前と来た後で何か印象は変わりましたか?
純粋に好きな国だなと思いました。私はまだウガンダに来て数日間なので、いいところしか見ていないかもしれませんが、それでもウガンダの皆さんの明るさやフランクさがとにかく素敵だなと思いました。
海外ロケは、どうしても言葉の壁があるので、私は現地の方とお話する機会は少ないのですが、ウガンダの方は、私が困りながら返しても、たくさん話してくださったのがとても印象的でした。それが初日で、とにかく救われました。
もともと来る前は、自然がとにかくたくさんあるイメージでした。もちろんそれもありますが、今回、学校にも行かせていただいたりとか、協力隊の隊員の方々と一緒に色々なことを体験したり、話したりなど、活動を直接見て、本当に一生懸命な方が多いなと思いました。 少しでも、今の状況よりもっともっとよくしていきたいという気持ち、想いが、とにかく伝わりました。
Q:海外協力隊は180以上の職種があり、様々な分野の仕事がありますが、広瀬さんが海外協力隊になったとしたら、どこで、どんな仕事をしてみたいですか?
子どもたちの教育だったり、貧困問題と、あと動物です。今回ウガンダを訪れて、現地で直接自分で見て感じたのは、もっと子ども、若い人たちが勉強できる場所を増やしたいなと思いました。色々な話を聞いていて、女の子が体育の授業に参加するというのは、今までほぼほぼなかったとお聞きしました。
今回、 JICA海外協力隊で派遣されている渡辺さんが、授業の先生と体育の先生として、男子、女子ともに、ダンスを踊ったりして、それが革命だとおっしゃってました。
私たちが思う体育が普通ではなかった瞬間を今回の現場で味わったので、どの国の子どもたちも平等に勉強が受けられるようなにかしらの手助けできたらと思いました。
JICA海外協力隊の秋募集が開始!
JICA海外協力隊の2024年度秋募集は、2024年10月1日から10月31日までの期間で実施されます。ウェブサイトでの募集情報公開は2024年9月2日から開始され、応募マイページの登録受付も同日よりスタートしました。
要請情報は2024年9月27日に全体公開され、選考期間は2024年11月上旬から2025年2月下旬にかけて行われます。一次合否通知は2025年12月上旬、最終合否通知は2025年2月21日に行われる予定です。
派遣は2025年8月から2026年8月の間に行われる予定で、訓練は2025年1次隊から2026年1次隊に分かれて行われます。JICAの公式ウェブサイトで詳細な情報を確認し、興味のある方は早めの応募をお勧めします。
- JICA海外協力隊HP:https://www.jica.go.jp/volunteer/
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