ガーナのスラムから挑むMAGO FC、日本遠征と新ユニフォーム発表!クラファンも実施中!

ガーナ・アクラのスラム街アグボグブロシーで結成された「MAGO OLD FADAMA STARS FC」が、2025年よりガーナプロサッカーリーグ3部への参入を正式発表しました。

美術家・長坂真護氏がデザインし、セーレン株式会社の技術で製作された新ユニフォームの公開が迫るなか、2026年2月には日本遠征も決定。選手たちの渡航費や滞在費を支援するクラウドファンディングも開始され、スラム街から世界を目指す若者たちの挑戦に注目が集まっています。

スラム発のクラブがプロリーグ参入

ガーナ・アクラのスラム街Agbogbloshie(アグボグブロシー)を拠点とする「MAGO OLD FADAMA STARS FC」は、2025年よりガーナプロサッカーリーグ3部に参入することを発表しました。

同クラブは、スラム街で暮らす若者たちがサッカーを通じて未来を切り拓くことを目指して結成されたもので、その名称には拠点地域の別名である「OLD FADAMA(オールドファダマ)」、そしてスラムから世界へ飛び立つ“STARS(スターズ)”への願いが込められています。

2026年シーズンからは地域密着型クラブとして正式参入し、選手たちはプロの舞台での挑戦を開始します。活動状況や試合結果は公式Instagramにて随時発信予定であり、地域住民のみならず日本からの応援にも広がりを見せています。

約100名の加入希望者から選抜された約30名の選手が所属し、日中はスクラップヤードで働く者や建設現場で職を得る者が多い中、困難な環境でも練習を重ね、プロリーグでの勝利を目指す強い意志が表れています。

選手たちにとってサッカーは「未来への希望」であり、クラブの目標である2030年ガーナプレミアリーグ優勝に向け、日々の努力が続けられています。

長坂真護デザイン×セーレン技術の新ユニフォーム

新たに発表されたクラブユニフォームは、MAGOプロジェクトのファウンダーである美術家・長坂真護氏のデザインと、繊維メーカー・セーレン株式会社の最先端技術を融合した特別仕様です。

環境負荷を抑えるサステナブル素材と高度な繊維加工技術を用い、スラム街の現実に向き合いながらも高い機能性を備えた一着に仕上がっています。

ユニフォームは、10月18日より福井県の金津創作の森で開催される長坂氏の個展会場で公開され、10月17日の招待者限定内覧会で正式発表されました。

また、このユニフォームを軸としたスポンサー・協賛企業の募集も開始され、ロゴ掲出、共同プロモーション、CSR活動との連動など多様な参画方法が提示されています。

クラブが掲げる「スラムから世界へ」の理念に賛同する企業が増えることで、選手育成環境の整備や国際的な活動の拡大に寄与することが期待されます。

ユニフォームはチームの象徴であると同時に、アグボグブロシー発の物語を世界に発信するメッセージ性を持つ重要な要素として注目されています。

2026年日本遠征の実施と選手の挑戦

クラブは2026年2月に日本遠征を実施し、Jクラブを含む計3チームとの親善試合を予定しています。

選手たちが日本の高度な戦術やプレースタイルに触れ、新たな経験を積む貴重な機会となります。日程は2月3日〜17日の2週間で、彼らにとって初の海外遠征となる大きな挑戦です。

アグボグブロシーで暮らす選手の多くは、金属回収や建設作業、バイクタクシーなどの仕事で生活費を稼ぎながら、家族を支えています。

その中には、MAGOが設立した現地法人「MAGO MOTORS GHANA」で清掃活動などの仕事を行い収入を得る選手もいます。

それでも、彼らは練習時間になると自然とグラウンドに集まり、仲間と共にボールを追い続けています。かつて複数あったサッカーコートが現在は2面にまで減少するなど厳しい環境ですが、

限られた場所と時間を分け合いながらサッカーを続ける姿勢は強い原動力となっています。若くして困難を乗り越えようとする彼らの挑戦は、ガーナ国内だけでなく日本においても多くの人々の共感を呼んでいます。

クラウドファンディングで支援広がる

2026年2月の日本遠征に向け、MAGO CREATION株式会社はクラウドファンディングを開始しました。

本プロジェクトは、アグボグブロシーの選手たちが日本の地を踏み、世界への第一歩を踏み出すための移動費・滞在費・遠征運営費を支援するもので、多くの人々が参加できる仕組みとなっています。

選手たちにとって今回の遠征は単なる親善試合ではなく、スラムから世界へ羽ばたく象徴的な挑戦であり、「未来への切符」として大きな意味を持ちます。

長坂真護氏は、「アグボグブロシーの若き戦士たちが日本の地を踏むことは、希望の広がりを示す第一歩」と語り、支援者に向けて応援を呼びかけています。

クラウドファンディングでは、支援金額に応じたリターンも設定されており、ユニフォーム関連の特典や現地チームとの交流機会など、プロジェクトへの参加を深められる内容となっています。

ガーナのスラム街から世界を目指す若者たちを後押しするための支援は、日本とガーナの新たな文化交流やスポーツを通じた連帯の象徴となりつつあります。

今後の挑戦に向け、より多くの人々がプロジェクトに参加し、彼らの物語に力を添えることが期待されます。

クラウドファンディング詳細


返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください

CAPTCHA


This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.