スタートアップ支援を担うケップル、グローバル展開と資金循環強化に向け新経営体制を始動

株式会社ケップルグループは、2025年5月1日付で新たに3名の社外役員を迎えたと発表しました。アフリカのベンチャー業界を牽引するOry Okolloh氏、投資業界で豊富な実績を持つ田中渓氏、そしてM&A法務の第一人者であるEric Marcks氏の就任により、同社はガバナンス体制の強化とともに、グローバルな事業展開をさらに加速させる方針です。

多様な視点を専門性を取り入れた新経営体制!

ケップルグループは、「Create New Industries(世界に新たな産業を)」をミッションに掲げ、スタートアップ支援を軸にした多角的な事業展開を行っています。

今回の社外役員の就任は、グローバル展開と中長期的な成長を見据え、より多様な視点と専門性を経営に取り入れることを目的としています。

社外取締役に就任したのは、アフリカの起業支援分野で国際的に著名なOry Okolloh氏と、国内外で豊富な投資実績を誇る田中渓氏です。

また、社外監査役には、クロスボーダーM&Aとベンチャー法務の専門家Eric Marcks氏が加わりました。

これにより、ガバナンス体制の一層の強化と、アジア・アフリカ両市場における成長戦略の推進が期待されます。

様々なグローバルな専門性を持つ新任役員!

Ory Okolloh氏は、Verod-Kepple Africa Venturesのパートナーであり、Omidyar Network AfricaやGoogleでの要職も歴任した人物です。

TIME誌「世界で最も影響力のある100人」やForbes Africaの「アフリカで最も影響力のある女性」に選ばれるなど、国際的にも評価の高いリーダーです。

田中渓氏は、ゴールドマン・サックスにて17年にわたってPE、不動産、不良債権など多岐にわたる投資業務に携わり、マネージング・ディレクターとして日本共同統括を務めた経験を持ちます。

また、Eric Marcks氏は、クロスボーダーM&AやVC取引に特化した法律事務所「southgate」の創業パートナーであり、日本におけるトップ100弁護士にも選出された法務分野の第一人者です。それぞれが持つ国際的な視野と実績が、ケップルグループの次なる成長フェーズを支えることになります。

新体制でグローバル展開と資金循環を本格化!

今回の新経営体制発足により、ケップルグループはスタートアップ支援の質を一層高め、グローバル市場への展開を加速させる方針です。

ケップルキャピタルでは事業承継ファンドを、グループ全体ではKepple Liquidity Fundを通じて資金流動性の促進に注力していきます。

ファンド運営支援やオープンイノベーション、海外スタートアップとの連携、ハイクラス人材の採用支援など、多面的な事業を展開しています。

神先代表取締役は「今回の体制強化により、多様な価値観や専門性を経営に取り込み、より開かれた意思決定と持続可能な成長を実現していく」と語っており、今後のケップルの動向が一層注目されます。


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