ガーナ大統領と安部総理が首脳会談!巨額の支援表明でTICAD開催に向け、関係強化へ!

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安倍晋三総理は18日、総理大臣官邸でガーナ共和国のジョン・ドラマニ・マハマ大統領と首脳会談を行いました。野口記念医学研究所の先端感染症研究センター産業人材育成分野に対し、約25億円の無償資金協力を行うことを表明しました。2016年8月にケニアで開催される第6回アフリカ開発会議(TICAD Ⅵ)に向け、協調していくことも確認しました。今回の会談は日本とガーナの親善関係を一段と深めるものと期待されています。

日本と繋がりも深いガーナ!TICADに向け、首脳会談で連携強化を確認!

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アフリカの西部に位置するガーナ共和国は,日本の約3分の2の国土に約2,679万人が暮らしています。ナイジェリアに次ぐ西アフリカ第2位の経済国です。チョコレートの原料であるカカオの産地として知られるガーナは、かつて細菌学者の野口英世が黄熱病を研究した国でもあり、日本と結びつきが深い国です。

ガーナのジョン・ドラマニ・マハマ大統領(H.E. Mr. John Dramani Mahama)と同令夫人は、5月18日に総理大臣官邸を訪れ、安倍総理大臣と首脳会談及び共同記者会見を行いました。マハマ大統領の来日は2012年の就任後2回目となります。日本が主導し、2016年8月にケニアで開催される第6回アフリカ開発会議(TICAD Ⅵ)に向けて、協調していくことを確認しました。

ガーナにインフラ整備に112億、保健分野24億の支援を表明!

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安倍首相は、来週開催される伊勢志摩サミットにおいて主要テーマの1つが「保健」であることを踏まえ、ガーナで熱帯病の研究を行っている「野口記念医学研究所」を対象に、最大24億5,700万円の2つの無償資金協力に関する書簡の交換を行いました。

野口記念医学研究所はガーナの首都アクラ市にあり、感染症の調査機関として世界保健機関(WHO)からも認定されるなど,西アフリカにおける感染症分野での主要な研究機関として認識されています。無償資金協力によって新たな研究所として「野口記念医学研究所先端感染症研究センター」を建設し,同研究所の活動拡大を図ることで,ガーナ及び西アフリカ全体の感染症対応能力強化に寄与することが期待されています。同時に、人材育成奨学計画としてガーナの若手行政官等を対象に1億7,200万円を,日本に留学するために必要な経費として給与します。

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また西アフリカ地域の物流環境の改善に向けて、新たな橋や道路などのインフラ整備のため約112億円の円借款を給与するとも表明しました。その他、現在両国間で進められている2カ国間の投資協定の締結に向けて、今後協議を加速していくことで一致しました。


参照元:外務省 報道発表
写真元:内閣府ホームページ

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