米紙「ウォールストリートジャーナル」によると、中国のスマートフォン大手「小米科技(シャオミ)」が、南アフリカ、ナイジェリア、ケニアに「Mi4」と「紅米(Redmi)2」の2機種を11月中旬から販売開始するそうです。中国市場の減速を受けて、海外事業を拡大する狙いがあります。
IDCによると、2014年のアフリカでのスマートフォン販売台数は108%上昇し、アフリカと中東の2015年のスマホの販売台数は1億5,500万台に達する見通しです。
オンラインで直接販売するシャオミの革新的なモデルは中国スマホ市場全体の価格を引き下げ、コストパーフォーマンスの良さで高い評価を受けました。しかし、通信インフラが遅れているアフリカでは、同モデルでの販売は難しいと考えられています。シャオミは「Mobile in Africa Group」と提携し、その販路を利用することで市場を拡大する考えです。