大都会なのに停電・断水は当たり前!?東アフリカ最大の都市・ナイロビの住宅事情を大公開!

皆さまこんにちは、ナイロビからSJです。

ナイロビはすっかり乾季に入り、日中は暖かい日差しに恵まれています。

日本で梅雨にうんざりしているそこのあなた、是非ケニアへお越しください♪

 

さて突然ですが、わたくし近々引っ越しを予定しており、ただ今ナイロビで新居を探して奮闘中です。

先週一週間はもはや仕事をそっちのけで精力的に物件巡りをしていました。

ということで、今回は私が足で集めた情報をもとに、意外な?ナイロビの住宅事情をお伝えしたいと思います!

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ナイロビ住宅事情1:単身用物件が少ない!

私自身も東京で何年か一人暮らしをしていましたが、日本の都市部には単身用のワンルームマンションなんてごろごろありますよね。

ここナイロビは東アフリカ一の大都市なのですが、単身用のお部屋にはめったにお目にかかれません

私の観察結果に基づくと、一番多いのはダイニング・リビングの他に寝室が3つある、こちらで3ベッドルームと呼ばれるタイプのお部屋でしょうか。

これより小さい2ベッドルーム、1ベッドルーム、そして日本のワンルームに当たるスタジオと呼ばれる物件は、エリアにもよりますがなかなか希少です。

そんな状況なので、海外から来ている駐在員で特に滞在期間が短い人たちは、SNSなんかで声を掛け合ってシェアハウスをしている人も多いです。

そんな中、先週の物件巡りで、全てのお部屋が1ベッドルームのマンションを1つ見つけました。まだ築2,3年のマンションなので、単身の駐在員をターゲットに作られた物件なのかな?と思っています。

家具・家電など必要なもの全て揃って、かつとてもモダンでおしゃれな作りだったので、今後こういう物件が増えれば、駐在員のお部屋探しはずいぶん楽になるんじゃないかと思います。

IMG_2721(写真:以前の住まいのバルコニーからパシャリ。外観がカラフルなマンションも多い)

ナイロビ住宅事情2:DSQとお手伝いさん文化

特に寝室3つ以上の物件だと、それら寝室の他に、DSQ(Domestic Servant Quarter:使用人部屋)と呼ばれるお手伝いさんのための小さい部屋がついている物件も多いです。

私のような一般的な日本人にはなじみが薄いですが、アフリカでは、外国人を含む中流階級以上の世帯ではお手伝いさんを雇って掃除、洗濯、アイロンがけ、場合によっては料理など家事全般を代行してもらうのがかなり一般的です。

長期間日本人に雇われていたお手伝いさんだと、日本の家庭料理をすごく上手に作れたりして、新しく赴任してきた駐在員の奥さんがお手伝いさんから料理を教わるなんてことも!

お手伝いさんは需要だけでなく供給も潤沢で、道路わきの電柱なんかにも「House Girl」(「家政婦派遣できます」的な)と書いた広告が貼られていることはしょっちゅうです。

日中仕事をして帰ってきて家が綺麗になって洗濯も済んでいればそれはそれは便利だし、特に女性のための雇用創出にもなっているので、よい文化なのだと思います。

IMG_2925(写真:内覧した某物件で。広いリビングはナイロビの住まいの基本!)

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