ワークショップやイベント 予算の大半はディジョに宛てられる
ディジョのないワークショップはワークショップにあらず。
ディジョとはご飯のこと。
イベント等の際のプログラムに必ず「リフレッシュメント」という項目が存在し
それは飯のことで、ここの高級さが最も大事らしくイベントなどに向けての会議でも
必ずこれが必須項目に上がってくる。
ワークショップやイベントはディジョのためにある!!
写真は某イベントでのディジョ。約100人分、13万円がかかっている。
会議の後はティータイムがあって当然
当然ながら会議の後のティータイムは外せない。
これがないとこの人たちは最後まで会議にいてくれないだろう。
お茶、コーヒー、お菓子が配られる。
ユニフォーム作るの大好きッ!
ユニフォームが大好きである。これも政府支給。
おかげでボツワナのシルクプリントや刺繍業者は高いクオリティ、
短納期で Tシャツやポロシャツを納品してくる優良業者が育っている。
と、書いてみましたが、そのうちこういうのもコストカットされていく中で価値観変わっていくのでしょう。
いくら私が「無駄金」と思った所で、「働いているから当然」と思ってる人には意味がない。
人間はやはり環境に流される生き物です。
とはいえ、ボツワナは私的流用に対しては規制がされている方です。
例えば、公用車の私用を防ぐため幹線道路の関門でチェックしてたりするそうです。
コラプションに対し非常に厳しい国なのは確かなのですが
自分が出張に行けそうな案件、みんなでユニフォーム作れそうな案件になると
仕事早い、気合いが違う・・・正直すぎるぜ。
と、こんなこと書いてる私も協力隊、国税バッチし使わせて頂いております。
協力隊の予算の使い方に無駄はないのか?と聞かれると
「昔より考えて使ってはいるけれど、無駄と思うか否か自体が人の価値観による」
といったところでしょうか。
国税で来ているので隊員はプライベートもそれなりに制限を受けています。
そして、色々な隊員のブログを読んでいると
「働かない隊員は税金の無駄」的な論調も当然みかけるわけですが、
現場で「働いている/いない」の評価をどうつけるのか?
成果評価つけるのか、でも成果って何だ?とか、難しいわけですよ。
いろんな人が考えた結果、現行制度で運営しているんだと思います。
一応、ボツワナも、これでも考えているんですよ!
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