アフリカ・マラウイのゴミ山に行ってきた!〜ひどい衛生状態の中で生きる人たち〜

マズカバンジ―!(マラウイ共通語チェワ語で“How are you?”)

突然ですが、フィリピンの「スモーキー・マウンテン」って知っていますか?

かつては海岸線に面した一漁村であったが、1954年に焼却されないゴミの投棄場になった。それ以来からマニラ市内(マニラ首都圏)で出たごみが大量に運び込まれ、ゴミの中から廃品回収を行い僅かな日銭を稼ぐ貧民(スカベンジャー)が住み着き、急速にスラム化した。/スモーキー・マウンテン -Wikipediaより

地図から消されたスラム街「スモーキー・マウンテン」 – NAVER まとめ

フィリピンの「スモ―キー・マウンテン」は世界的にも有名ですが、マラウイにもマラウイ版「スモ―キー・マウンテン」があります。
(注:マラウイは自然発火じゃなくて、人が燃やしているみたいです)

その様子は、今までマラウイに8か月住んだ中でも一二を争うくらい壮絶な環境でした。

マラウイのゴミ山って?

昨日、首都リロングウェに住む隊員に連れられて、ゴミ山に行ってきました。
(その友人は、ゴミ山問題を改善しようとたびたび通っています。)

リロングウェのゴミというゴミが集まる場所、ゴミ山。

マラウイではごみ焼却施設がないため、ゴミはある区画に集められ放置されます。

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燃やされもせず、埋め立てられるわけでもなく。
リサイクルの回収なんてあるはずもありません。(そんなの作るお金がない)

その結果、リロングウェの郊外にゴミ山という場所ができます。
数か月ごとにゴミを放置する場所を変えて、大量のゴミが放置されています。

とうもろこしの芯やチキンの骨等のいわゆる生ゴミから、
ビニール袋、タイヤの屑、ボロボロの布等。トイレの便座なんてものもあります。

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全てのゴミが集まってきているようで、悪臭がすごい。
ハエは口を開けたら入ってくるくらいの数がうようよしていました。

(ちなみに・・首都リロングウェはこのようなゴミ回収施設がありますが、地方になると、そんなものすら存在しません。

ごみ処分のルールはないので、各家庭の自由。

たいていは、家にゴミを放置する場所があり、ある程度貯めて、どんなゴミでも燃やしてしまいます。ダイオキシンとかは気にしません・・。)

人口がまだ少ないから町はそれほど臭くないのですが、
年約3.07%(2014年,世銀)の勢いで人口が増加中のマラウイ。

人口増加に伴い、ゴミ処理は大きな問題になってくるのが確実で、将来が不安です。

ゴミ山に集まる貧困者

そんなあまり近づきたくないような場所に、貧困者が毎日集まり、その日暮らしをしています。

その日ゴミを集めていたのは、ざっと数えて100人以上。
ほとんどが男性や男の子。子供も結構な割合でいました。

中には子供を持ったお母さんも10数人ほどいました。(年齢は推定10~30歳代)

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彼らは、ゴミの中から廃品回収を行い、売れるものをかき集めたり。
また、まだ食べられそうなものを集めて、空腹を満たしたりしています。

彼らが集めているのは、プラスチック製品(ビニール袋、ペットボトル、プラスチック部品など)。
例えば、ビニール袋はコメ袋1袋に大量に集められて750MK(約107円)で売れるらしい。

他に探しているのは食べ物。

牛乳やポテトチップス、パン、ジャガイモなど
「まだ」食べられそうなものを探して、残り一滴になるまで食べて、飲んでいました。

ゴミを漁った汚い手で、ゴミのご飯を食べる。

子供がコンドームを集めていたり(コンドームも売れるのか?)
ガラスが散乱している中を、裸足で歩いていたり。

来ている服もぼろぼろで、皮膚にごみが触れやすい。

こんな環境にいたら、病気にならないわけがありません。

それが、都会に住む最貧困層の過酷な現状でした。

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