キリスト教国家ルワンダで過ごすリアル・クリスマス!浮かれた日本との5つの違い

日本のクリスマスとの違い

ルワンダでのクリスマス。やっぱり日本の浮かれた感じとはだいぶ違いました。その5つの違いについて

クリスマスのあいさつ

日本では「メリークリスマス!」というのが一般的ですが、ルワンダでは英語で「Merry Christmas」というよりもルワンダ語で「Noheli nziza」というほうが多いです。ここが田舎だから英語が浸透してないってのもありますが

あとクリスマスとお正月はセットらしく、「Umwaka musha!!(Happy new year)」もすでに言われてます。気が早いw「よいお年を」的な使い方?

「クリスマスっぽいもの」がない

ルワンダではイルミネーションも、ケンタッキーのチキンも、クリスマスケーキも、「クリスマスっぽいもの」を一切見ませんでした。唯一見たのは、神父さんちにあった小さいクリスマスツリーくらい

日本人としてはすこし寂しい気もしましたが、教会に行ってお祈りをして、歌って踊って、家族や近所の人たちと過ごす。本来はそれだけでも十分なのかもしれませんね

クリスマスと恋愛は無関係

日本では「クリスマス=恋人と過ごす日」というイメージが定着していますが、ルワンダではまったくそんなことありません

『恋人はサンタクロース』で日本のそんな風潮を後押ししてしまったユーミン、反省の弁

彼女は「自分でいうのもなんだが」と前置きして「“恋人がサンタクロース”というフレーズが社会への呪縛のようになったかも」「クリスマスをそういう風な日にしてしまったかもしれなくて。反省してもはじまらないんですけど」と振り返った。

引用元:Excite news

ポップカルチャーの影響力ってすごいですね

サンタクロースはいない

神父さんをはじめ、何人かのルワンダ人に「ルワンダではサンタクロースっているの?」と聞いたんですが、そもそもみんなサンタクロースを知りませんでした

もしかしたら呼び方が違ったりするだけかもしれませんが、お父さんがサンタさんに扮して夜中にこっそりプレゼントを準備するみたいな文化はないようです。プレゼントをあげられるほど裕福な家庭も少ないかも

ちなみに我が家では親に「プレゼントなにがいい?」と聞かれて、いっしょにトイザらスに買いに行っていたので、ぼくはいちどもサンタさんを信じたことがなく、そのおかげで現実的な大人に育ちました。自分が親になったらサンタさんやりたい

ボクシング・デー

前述のボクシング・デーには、こんな意味もあります

クリスマスも仕事をしなければならなかったバトラーはじめ、使用人達に翌日、家族と過ごさせるための休日で、この日は一家の者達は使用人に頼らず自分で全ての家事をしなければならない。また当日、主人が箱に贈り物を入れて彼らに配った。他、クリスマスにクリスマス・カードやプレゼントを届けてくれた郵便配達員にも、労いの意を込めて26日(当日が日曜日の場合は27日)に箱入りのプレゼント(Christmas box)をする。

引用元:Wikipedia

プレゼントを届けてくれる配達員がいるから、一般市民はクリスマスを楽しめるんですよね

なんかもう、これ見て切なくなりました

お客さんの荷物を乱暴に扱うのは当然ダメですけど、Amazonがこれだけ普及しちゃうと配達員は大変ですよね・・・

どうか佐川男子にもボクシング・デーを――

日本ほどの派手さはありませんでしたが、ルワンダ人もみんな幸せそうで、楽しいクリスマスでした

よいお年を!

竹田憲弘(@NoReHero

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