プロサッカー選手・本田圭佑のマネジメント会社”HONDA ESTILO”グループは、東アフリカのウガンダのプロサッカークラブ”Bright Stars FC”を買収しました。ウガンダの人々だけでなく、ウガンダで暮らす難民の人々にとって目標や夢になるような選手を育成するクラブを目指します。また9月からの運営開始に伴い、クラブのチームスポンサーを募集も開始されます。

なぜウガンダ!?プロクラブを運営するワケ!

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メキシコ1部のパチューカに所属する日本代表FW本田圭佑のマネジメント会社”HONDA ESTILO社”の子会社である”SOLTILO UGANDA Ltd.”は、ウガンダの1部リーグ”ウガンダ プレミアリーグ(Uganda Premier League)”に所属するプロサッカークラブ”Bright Stars FC”を買収したと発表しました。2017年9月12日よりリーグ開幕戦を迎えます。

人口約4149万人のウガンダ共和国は、アフリカ東部に位置する内陸国です。アフリカの中でも比較的平和とされており、内戦が続く隣国の南スーダンから100万人以上の難民を受け入れています。

ウガンダでは、ウガンダサッカー連盟が強化プランを打ち出しており、40年ぶりにアフリカ選手権の出場を果たしました。また、「2018 FIFA W杯ロシア大会アフリカ最終予選」にも勝ち進んでおり、ワールドカップ初出場への切符をつかむ直前まできているなど、大きく成長しています。

自らウガンダを訪問!子ども達に夢を与える挑戦へ!

本田圭佑は、サッカーを通じてアフリカ人の身体能力に魅力を感じたことをきっかけに、2016年よりアフリカ進出を目指して、ウガンダ、ルワンダ、ガーナ、ナイジェリア、セネガル、ザンビア、ボツワナ、マラウィ、タンザニア、ガボン、ケニアにおいてリサーチを開始しました。

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– ⓒYohei Murakami

人口も多く、サッカー人気も高いウガンダへの進出を決めた本田は、2016年6月、国連財団の「グローバル・アドボケート・フォー・ユース(青少年の国際支援者)」の活動の一環で、自らウガンダを訪れ、ウガンダの首都クラブである”Bright Stars FC”と接触しました。本田の「サッカーを通じて子ども達に夢を与えたい」という想いにクラブが共感し、今回の買収に繋がりました。

本田は「ウガンダには今年の6月に訪問した際にポテンシャルの高さとサッカー熱に感動して、我々にとって初めてとなるアフリカの地で挑戦することに決めました。」とプロクラブ買収の経緯を述べています。

また、「ウガンダは現在世界で最も難民を受け入れている国で、そのうちの85%以上が女性と子どもだと言います。我々の将来的な目標としてこういった難民の子ども達にも夢を追えるような環境や機会を提供できるように現地で地元の人々に愛されるクラブ作りを行っていきます」と意気込みを述べました。

アフリカでは初となるクラブの運営を開始!

今回のウガンダでのクラブ買収により、HONDA ESTILOグループとしては2015年のオーストリア”SV HORN”と2017年のカンボジア”SOLTILO Angkor FC”のプロサッカークラブに続いて、世界で3ヶ国目のプロサッカークラブ運営となり、アフリカ大陸では初の挑戦になります。

運営開始に伴い、クラブのチームスポンサーも募集されます。当面の目標として、実力と人間性を兼ね備えたサッカー選手を2020年の東京オリンピックのウガンダ代表メンバーとして輩出することを掲げており、日系企業を始めアフリカマーケットのスポンサー獲得に動きます。

ⓒHONDA ESTILO_Uganda1
– ⓒYohei Murakami

クラブでは、アフリカ人特有の身体能力に加え、本田圭佑の考えが詰まった育成カリキュラムを提供することで“アフリカ人の身体能力”に“日本人のメンタル”を掛け合わせたような優秀な選手を育成し、ウガンダ代表選手やサッカー先進国に数多くの選手を輩出していきます。

またウガンダの子どもたちや難民としてウガンダにいる人々が、サッカーを通じて夢を追いかけるきっかけを生み出せるよう、ウガンダ国民・難民の人々にとっての目標や夢になるような選手を育成するクラブを目指します。

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