2) 内陸国ルワンダ、仕入れはどうしているのか?
アフリカの中部に位置するルワンダ。仕入れは、どうしているのかというのも、大きな疑問でした。。
唐渡さんから一言、「仕入れ、大変!!!」
やはり、大変なようです・・・
タイ料理に必要な食材で、ルワンダで簡単に手に入るものと、入らないものがあるようで、例えば、タイ料理の代表食材”パクチー”や”ナンプラー”は、手に入りやすいのだそう。助かりますね!と思った矢先・・・
逆に、米麺はタイから輸入する必要があるので、関税と輸送費のせいで恐ろしいほど高くなるそうで、タイで$0.6の原価だったのが、アジアンキッチンに届くころには$5に。利益も圧迫されます・・・
日本でいう”スーパー”には、ルワンダ産のものが少なく、輸入品が多いので値段が高いようです。
現地のローカルマーケットにスタッフを買い出しに送ることも日常だそうですが、ローカルマーケットでは値段交渉をすることが当たり前なので、毎回食材の仕入れ値が違うことは悩みの一つ・・・。
3) アジアンキッチンの今後は・・・?
現在、お客さんの8割ほどがルワンダに観光や駐在で滞在している外国人の方です。残りの20~25%のルワンダ人の方も、海外経験がある方がほとんどのようです。リピーターとして来店していただくことが多いそう。
私がルワンダに実際に行ってみて思ったことは、「食の娯楽が本当に少ないこと」でした。そんなルワンダで、「アジアンキッチンを通して“おいしさ”を伝えたい。」と唐渡さんは語ります。
「現在は、必然的にターゲットがアッパー層になっているが、いずれはルワンダ市民にもリーチしていきたい」と続けられました。大多数の人にインパクトを与えられる産業が無いのがルワンダの現状です。
アジアンキッチンで今後改善していきたいことが、売り上げ・在庫・材料の発注のデータ化、IT化だそうです。「現在は記録を人の手で行っていて、スタッフの不正があった際に、それを見抜くシステムがあれば大助かり!」と唐渡さんはおっしゃいます。
システム系・IT系が得意なあなた、インターンシップいってみませんか!?唐渡さんのもとで、まだまだ新しいアジアンキッチンを創っていける最高の環境です。
(宣伝に関しても、Facebookのみで行っておられるのですが、これからどんどんプロモーションもしていく予定のアジアンキッチン!マーケティングに興味のある方も、唐渡さんにメッセ―ジしてみてくださいね^^)
ただひとつ、唐渡さんはこれからビジネスを続けながらも、息子さんとの時間ももっと大切にしながら暮らしていきたいとのこと。素敵です・・・^^