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アフリカに全く興味がない日本の若者が足を運び、アフリカに関心を持つきっかけとなるファッションショー「Tokyo Africa Collection 2018」が2018年1月20日に開催されます。これまでの「アフリカ」のショーとは一線を画す新感覚のショーで、若手ファッションデザイナーたちがアフリカ各国の「知られざる魅力」に迫り、それをテーマに全く新しいデザインの作品を披露します。そんな日本で最も「アフリカ」らしくないショーを設立した菅生代表に、ショーに込めた想いとその魅力について伺いしました!

新感覚!アフリカをテーマにしたファッションショー!

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近年、日本とアフリカの接点は強まっている一方で、まだ日本国内においてアフリカに興味を持つ若者は限られているのが現状です。アフリカに興味がない、またはネガティブな印象を持っている若者も多くいるため、アフリカに関連する企業・団体の活動がリーチできる層は限られています。

Tokyo Africa Collection 2018は、これまでのアフリカ関連イベントとは一線を画す、アフリカに全く興味がない日本の若者が足を運び、アフリカに関心を持つきっかけとなる新たなファッションショーです。約50名の学生が有志で主催しており、「アフリカ」という1つのテーマで、これまであまり接点を持つことがなかったアクティブな学生団体、美大生、ミスコンモデルらが手を取り合うことで生まれました。

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写真:Tokyo Africa Collection 2016の様子

Tokyo Africa Collection(東京アフリカコレクション)では、アフリカ各国の民族衣装ではなく、アフリカ20カ国の意外性や魅力的な側面をテーマにした、日本の若い世代にウケるオリジナルの衣装が披露されます。アフリカ出身者や関係者、大使館等へのインタビューで得た情報を、受賞歴もある学生デザイナーたちがデザインに落とし込んだ衣装を製作します。またランウェイを飾るモデルたちには、ターゲット層である日本の一般的な若者に知名度があり人気のある各大学のミスコンモデルや元アイドルが起用されています。

創設者が語る、イベントに込めた想い

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今回、2016年にTokyo Africa Collectionを設立し、代表を務める菅生零王さんにショーを立ち上げた経緯やショーに込めた想いなどをインタビューしました。

東京アフリカコレクションを立ち上げた経緯は?

以前、紛争や難民問題について考える学生団体を設立・運営しており、出張授業、勉強会、シンポジウムなどを開催していました。その活動の中で感じていたのは、元々興味のある人にしかリーチできず、本当に知って欲しい無関心層に届けることの難しさでした。

そんな中で、アフリカでファッションブランド”ALIZETI“の創設者で当時早稲田大学生であった根津朋子さんと出会いました。彼女も同じような悩みを抱えていたので、ファッションを通して、これまでアフリカと接点を持ったことない人にアフリカを知ってもらう新たな取り組みをしようと意気投合し、”東京アフリカコレクション”を2016年夏に立ち上げました。

新感覚なアフリカファッションショーのコンセプトは?

東京アフリカコレクションを通じて、サファリや自然などのステレオタイプな魅力だけなく、文化や人間性などもっと多様なアフリカを知ってもらうきっかけを作りたいんです。ターゲット層は、アフリカに全く関心層がない若者です。シンポジウムは勿論のこと、ヨシダナギさんのような魅力発信方法でさえも引っかからなかった層へ、アフリカの魅力を届けたいんです。

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写真:代表を務める菅生さん

アフリカを衣装で表現しつつも、エンターテインメントとしてのショー作りにこだわっているので、単純にファッションショーやモデルさんを楽しみに来たイマドキの若者とアフリカをつなげることができると思っています。モデルには各大学のミスコンモデルの方々に協力してもらい、またダンスなどのパフォーマンスにも力を入れています。新たなアプローチでアフリカへの間口を広めるという意味では、歌舞伎でいうワンピース歌舞伎みたいな立ち位置かも知れません。

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披露するファッションにどんな想いを込めていますか?

ファッションは、何かを表現する上で絶好の媒体です。多種多様な魅力の詰まったアフリカを表現するのにうってつけだと思います。単純にカラフルなアフリカ布や民族服を使うのではなく、デザインそのものにアフリカの魅力を詰めています。現地の生の声をデザインに反映するために、現地人、各国の大使館やJICA、現地で活動している方々にインタビューも行いました。

デザイナーの多くはアフリカに行ったことはありませんが、例えば南スーダン出身のファッションデザイナーにインスピレーションの源や何にインスパイアされているかについてヒアリングを行うなど、それぞれがアフリカをうまく表現してくれています。なんちゃってのデザインではなく、どれも本格派。美術展を見に来たような楽しさを味わえると思います。

2016年に開催してみてどんな反応を得られました?

前回のTokyo Africa Collection 2016は、おかげさまで高校生や大学生の若い方々を中心に200名を超える方々にお越しいただきました。手応えはすごくあって、とてもポジティブな感想を多くいただきました。アフリカが好きだからというわけではなくモデルに魅力を感じて、また友達が出演するので足を運んでくれた方も多かったのですが、そういった方々にもアフリカをこれまでにない形で表現したショーの内容を実際に楽しんでいただけました。

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写真;ワセコレでのショー

翌日には朝日新聞の全国版に掲載していただきました。またその後、外務省主催のグローバルフェスタ2016での再演する機会をいただき、昨年には早稲田大学最大のファッションショー「ワセコレ(Waseda Collection)」とのコラボショーを行わせていただきました。

ズバリ、2018年の特徴はなんですか?

今回は前回の10カ国から拡大して20カ国をテーマに衣装を作成しました。またよりアフリカに親近感を抱けるよう、東京の若者文化とのコラボも行います。JK×アフリカ、原宿×アフリカなど僕たちと親しみのある文化とアフリカを掛け合わせることで、どんなモノが生まれるか、ぜひ楽しみにしてください。

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パフォーマンスには、世界大会にも出場しているダンサーなど6組が出演します。トーゴのダンサーも駆けつけてくれて、日本の曲に合わせて踊ってくれます。またトークゲストにはモザンビーク・南アフリカなどのショーで活躍するモデルの知夏七未さんと若者から人気の高いファッションモデルの前田希美さんが登壇してくれるなど、盛りだくさんな内容となっています。

また、現在Campfireでクラウドファンディングを実施しています。東京アフリカコレクションのVIP席チケットを始め、ALIZETIのアフリカプリントを使った洋服やAFRIKA ROSEのスペシャルブーケなど豪華なアフリカ商品をご用意しています。ぜひこちらも応援いただければ嬉しいです。

Tokyo Africa Collection 2018 概要

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【日時】2018年1月20日(土)17:00~19:00(開場16:30)
【場所】住友不動産六本木グランドタワー24階(DMMオフィス内)
【料金】前売り:一般1800円、学生800円、当日:一般2000円、学生1000円
【定員】500名
【申込み】チケットページ
【詳細】公式ホームページ
【主催】Tokyo Africa Collection(学生有志団体)
【後援】一般社団法人アフリカ協会、ルワンダ共和国大使館

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凡
Africa Quest.com 編集長。1987年うどん県生まれ。証券会社退社後、青年海外協力隊としてケニアに赴任。在任中に雇用創出をビジョンにソーシャルベンチャーを共同創業し、約2年にわたり運営を行う。現在は、Africa Quest.comの運営や中小企業のアフリカ進出サポート、アフリカビジネスラボのモデレーターなど、アフリカをテーマに幅広く活動している。