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アフリカ西部のベナンにてアフリカ布「パーニュ」を使って浴衣を製作・販売しているブランドChérie COCO(シェリーココ)をご存知ですか。ベナンと日本の架け橋を目指して活動している同ブランドを率いるは若干26歳の川口莉穂さんです。

今回、新たな挑戦を志しクラウドファンディングを実施している川口代表に、ブランドにかける想いやそのバッググランドなどについて突撃インタビューを行い、赤裸々告白いただきました!

なぜベナン!?なぜ浴衣!?ブランド誕生秘話!

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西アフリカの伝統布「パーニュ」で作った浴衣を製作・販売しているブランド”Chérie COCO(シェリーココ)”の代表を務めるのは若干26歳の川口莉穂さんです。川口さんは2014年3月からの2年間を青年海外協力隊として、アフリカ西部に位置するベナン共和国で活動していました。

ブランドの設立には、当時ベナンで活動していた川口さんと、 収入が無く近隣住民からの手助けで生活をしていた”とある母子”との出会いがありました。お母さんが仕立ての免許を持っていると知った川口さんは、ベナンでは日常的に使用されているアフリカ布”パーニュ”を使った現金収入のサポートができるのでは考えました。また川口さんが暮らしていた町では彼女のように、仕立ての免許を持っているのにミシンを持っていない、仕立ての仕事がないため関係のない仕事で生活費を稼いでいる人が多くいることを知りました。

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この出会いをきっかけに女性たちが輝きながら働く場所を作りたいと志し、ベナン赴任中の2015年1月に「パーニュ」と呼ばれるアフリカ布を使った浴衣製作活動を開始しました。必要な資金はReadyforでクラウドファンディングを実施し、アトリエ建設や製作に必要な素材、ミシン調達などの資金を集めました。

アフリカ布を使用した日本発の雑貨ブランドは、すでに数多く存在します。そんな中で川口さんがこだわったのは、”日本文化との融合”でした。ベナンの日常溶け込んでいるパーニュを日本文化と組み合わせることで、ベナンの文化を知るきっかけにしたいと考えたのです。実際に浴衣を製作してみると、直線縫いのためベナンの女性でも作りやすかったり、アフリカンな派手な柄が洋服よりも日本人の感性にマッチしたりと様々なメリットもありました。

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そもそもベナンってどこ?どんな国!?

ところでベナンがどこにあって、どんな国がご存知でしょうか。ベナン共和国はアフリカの西部に位置し、アフリカの大国ナイジェリアと国境を接しています。日本の約3分の1という小さな国土に、約1,060万人が暮らしています。またベナンは、2012年にベナン駐日特命全権大使に就任したタレントのゾマホン氏の出身国として知られています。ゾマホン氏は、ベナン国内でたけし小学校やたけし日本語学校を設立するなど、日本とベナンの架け橋となるべく精力的な活動を行っています。

またベナンは1975年に設立された西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)の設立メンバーであり、複数の地域的な経済機関及び安全保障機関に加盟しています。2012年にはアフリカ連合(AU)の議長国を務め、2013~2015年には西アフリカ経済通貨同盟(UEMOA)の議長国も務めています。

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凡
Africa Quest.com 編集長。1987年うどん県生まれ。証券会社退社後、青年海外協力隊としてケニアに赴任。在任中に雇用創出をビジョンにソーシャルベンチャーを共同創業し、約2年にわたり運営を行う。現在は、Africa Quest.comの運営や中小企業のアフリカ進出サポート、アフリカビジネスラボのモデレーターなど、アフリカをテーマに幅広く活動している。