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動画配信サイト「ネットフリックス(Netflix)」は、これまで未進出地域であったアフリカ、東欧、アジア、中東など130カ国を対象に、新たにサービスを開始すると発表しました。これにより中国・北朝鮮・シリア・クリミアを除く世界約190カ国をカヴァーすることとなり、実質的に世界最大の放送局となりました。

ネットフリックスは、世界60カ国にコンテンツを配信し、7,000万人の登録加入者を抱える大手動画配信会社に9年という短期間で成長しました。2015年には日本にも進出し大きな話題となりました。今回の発表で1月6日のネットフリックスの株価が9%高で取引終了するなど、大きな注目を集めています。

アフリカ進出においてライバルとなるのが、南アフリカのグローバルメディア企業「ナスパーズ(Naspers)」です。1915年に設立されたナスパーズは、有料テレビ事業を展開するDSTVを傘下に持っており、アフリカ全土にスポーツ中継や、エンタメ番組、ニュ-ス番組を配信しています。ネットフリックスの進出を見越し、2015年に動画ストリーミングサービス「ShowMax」を開始していました。

ただこれまでDSTVが配信してきたスポーツ以外の人気番組は、ネットフリックスのオリジナルコンテンツでもありました。ネットフリックスが提供するコンテンツは国によって異なりますが、おそらくDSTVで人気の高いテレビ番組も配信すると考えられています。その結果、視聴者の流出を防ぐために、DSTVは有料料金の価格を下げなければいけない状況に追い込まれています。ネットフリックスの進出で大きく変わるアフリカのメディア市場の勢力図に、今後大きな注目が集まりそうです。


Photo Credit: techcrunch
参照元:Quartz

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