2017年7月25日・26日、日本最大級のアフリカ・ビジネスイベント『第2回 日本‐アフリカ ビジネスフォーラム』が開催されました。同イベントの2日目に行われた地域別セッションに、ルワンダでIT拠点を立ち上げたDMM.comグループの新規ベンチャー事業”DMM.Africa”が登壇し、ルワンダのICT業界のキーパーソンらと意見を交わしました。
日本最大級!日本・アフリカ ビジネスフォーラム
『日本‐アフリカ ビジネスフォーラム』とは、アフリカ開発銀行(AfDB)アジア代表事務所と在京アフリカ外交団(ADC)が共催する日本最大級のアフリカ・ビジネスイベントです。2014年6月に第1回が開催され、日本とアフリカを繋ぐ大規模なビジネスマッチングの場となっています。
第2回となる今回のフォーラムは、2017年7月25日(火)・26日(水)の両日、東京のイイノホール & カンファレンスセンターにて開催されました。日本とアフリカの政府高官やビジネスリーダーが一堂に会し、「アフリカの投資・ビジネス機会」をテーマに議論が行われました。
また国際連合工業開発機関(UNIDO)企画のB2Bブースに、DMM.Africaを始め、いくつかの企業がブース出展を行い来日中の200を越えるアフリカのビジネスリーダーや政府高官と意見交換を実施しました。
ICTハブとして着実に進化するルワンダ
開催2日目には、『ルワンダ~アフリカの革新的ビジネスへの入り口~(Rwanda – Gateway to the African Innovation Businesses)』と題した地域別セッションが行われました。アフリカ東部の内陸国であるルワンダ共和国の政府は、長期開発計画である「Vision 2020」の目標である2020年までの中所得国入りを目指し、ICTを軸とした開発を推進してきました。
イノーベーションを生み出すエコシステムの構築や、ベンチャー向けファイナンス制度の充実、フリー・トレード・ゾーンである「キガリ・イノベーション・シティ」など、ルワンダはアフリカ大陸のICTハブとして、着実に進化しています。
セッションではDMM.Africaの戦略的パートナーシップ部部長のフシェ・ステファン氏、DMMグループが出資するルワンダのFinTech企業『AC Group』の最高戦略責任者である武藤康平氏がパネラーとして登壇し、ルワンダICT商工会議所のウワジャネザ・クレメント会長や神戸情報大学院大学の福岡賢二副学長などルワンダのICT業界のキーパーソンらと、ICT産業のさらなる発展に向けて意見を交わしました。
DMM.Africa、ルワンダを核にアフリカ全土へ!
DMM.Africaは2015年にDMM.comグループの亀山敬司会長によって立ち上がった新規ベンチャー事業です。アフリカで最良のビジネスチャンスを獲得し、その過程で発展途上にある現地経済の成長に貢献することを目指しており、2017年3月にはルワンダにおいてIT拠点を立ち上げるなど、アフリカでのサービス拡大に向け加速しています。
DMM.Africaは、ルワンダの現地法人であるDMM.HeHeとAC Groupを核として、引き続きルワンダ政府やビジネスパートナーと、同国のICT産業と経済の発展に向けて前進するとともに、ルワンダを中心としてアフリカ全体へ事業を拡大していきます。