モザンビークで唯一の日本人寿司職人に聞く!アフリカビジネスの魅力・苦労!

Africa Quest YouTubeチャンネル×アフリカオンラインコミュニティ”AI-HUB”のコラボ企画として、AI-HUBメンバーであり、モザンビークで事業をされているYasuke Sociedade Unipessoal,LDA CEOの藤本浩平さんにインタビューを実施しました!

今回はエチオピア、モザンビークで様々な事業を行ってきた藤本さんに、実際に現地でビジネスをしていく楽しさや苦労、今後の取り組みについてお伺いしました!

藤本さんの経歴をご紹介!

藤本さんは、大学時代に中東、アフリカを巡る旅に出かけ、エチオピアへの訪問をきっかけに「将来、アフリカで雇用を生み出す仕事に携わる」という目標を抱くようになりました。

帰国後、2007年より新卒でベンチャー企業である株式会社ブイキューブに入社し、営業、サービス開発などに携わったのち、2013年からエチオピアの現地企業にてビジネスに挑戦しました。

その後、2015年よりモザンビークに移住し、首都マプトで唯一の日本人寿司職人として和食レストラン「MUSASHI」を経営する傍ら、不動産仲介業やコンサルティング業など幅広いビジネスを展開しています。

ちなみにモザンビークとは!?

モザンビークはインド洋沿いに長い海岸線を持つ、アフリカ南部に位置する国です。

16世紀以降のポルトガルによる植民支配により、公用語はポルトガル語が話される。

モザンビークはアフリカ大陸の中でも比較的治安は良い方だと言われています。

また豊富な天然資源(天然ガスや石炭など)や水産資源を有しています。

一方、文化的・経済的には隣の南アフリカと比較すれば比較的遅れているため、まだ伸び代があると言われています。

インタビュー対談の様子をご紹介!

Africa Quest.com編集長の横山が、Yasuke Sociedade Unipessoal,LDA CEOの藤本浩平さんへのインタビューを実施しました。

そのインタビューの内容を本記事でも抜粋してご紹介します!

なお本編動画では約18分に渡って色々語っていただいておりますので、ぜひYouTube動画も併せてご覧ください。

モザンビークでの事業内容!

藤本さんは、現在、モザンビークで活躍されていると思うのですが、どんな活動をされているのですか?

現在、モザンビークでは、主に4つの事業をやっています。

1つは、飲食業でMusashiという日本食料理店をマプトで運営しています。

2つ目は、日本食料理店で使用するために仕入れた食材をそのまま店頭で販売しています。

3つ目は、不動産仲介業です。主に、日本人の方向けに、賃貸の仲介業をやっている。

4つ目は、コンサルティング業のライセンスを取得していて、JETROさんのマプト事務所を受託業務としてやっています。

4つの事情をやられているとのことでしたが、どういった理由でモザンビークを選ばれたんですか?

また、どのような変遷でその4つを始められたのかをお聞きしたいです。

学生時代にバックパッカーをしている中で、21歳のときに「将来、アフリカで雇用を生み出すことができる仕事をしたい」との思ったのがもともとのきっかけです。

しかし、日本で生まれ育って、当時の自分の力不足を感じ、一度、力を付けてからアフリカに戻ってこようと考え、日本の株式会社ブイキューブという会社に就職しました。

そこで、6年半ほど社会人経験を積み、今行かないと絶対後悔すると思い、退社しました。

もともと、「将来、アフリカで雇用を生み出すことができる仕事をしたい」との思いのきっかけをくれたエチオピアで何かをできないかと模索しました。

しかし、VISAのルールや事業開始するためのルールが厳しく、一時期は、エチオピア人の会社でも働いたが、今はそのタイミングではないと判断しました。

そのとき、友人の友人がモザンビークで不動産業の会社を立ち上げていると聞きつけ、2015年9月にモザンビークに渡航しました。そこから、前任の会長の方の退職にあたり、不動産業を引き継ぎました。

一方で、2016年の10月に、モザンビークのマプトにあるメルカドペイシェ(魚市場)のフードコートで、飲食店をやらないかという話が持ち上がり、そのために別法人を立ち上げました。

メルカドペイシェの治安の問題もあり、2018年より街中に店舗を移転し、Musahsiの名で飲食業を続け、今に至ります。

モザンでビジネスする上での苦労は!?

モザンビークで、ビジネスをすることでやっぱりポルトガル語がネックになると思うのですが、モザンビークでビジネスをする難しい点ってどんなところですか?

僕の場合は、もう5年、モザンビークにいるのですが、いまだにポルトガル語はできないです。

僕の場合、事業を手伝ってもらっている現地の子が大学で英語を専攻していて、その子に通訳をしてもらって、コミュニケーションを取っています。

なので、ポルトガル語ができなくてもあまり問題はなかったです。

でも、モザンビークでビジネスをするなら、絶対ポルトガル語は出来た方が良いです。

今後の藤本さんの活動は!?

今年の春、子供の出産に伴って、一旦、アフリカを離れ日本に帰国します。

家族や子どもとの時間は今しかないので、この時間を大切にしたいと思います。

いろいろなライフステージがあって、それに伴って一旦、アフリカを離れるという選択肢もありだと思います。

事業自体も引き続き、リモートとかで続けられるんですよね?

会社の方は、後任の方をたてて、引き続き行っていきますね。

やってみたことで、自分にとって足りないこととかが分かってきました。

自分自身がビジネスをする人間としてもっとアップデートしていかないといけないなと思います!

インタビューの本編動画はこちら!

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今回インタビューさせていただいた藤本さんもメンバーとして、一緒に活動させていただいています。

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