新型コロナウイルスの感染がアフリカ・ウガンダで確認される中、NPO法人コンフロントワールドは、感染予防のための緊急支援を開始しています。
ウガンダ農村部にて活動する現地パートナーNGOと協働し、日常的な手洗いをできていない人々の感染予防のため、石鹸を使った手洗い環境を届けています。
現在、緊急支援に必要な資金を、クラウドファンディング『ウガンダ農村部に石鹸と手洗いを届けたい』を通して2020年5月29日まで募集しています。
不条理の無い世界を目指す、コンフロントワールド!
コンフロントワールドは「不条理の無い世界の実現=生活と権利が保障され、誰もが自分で未来を決められる社会の実現」を目的とした、2018年3月に設立されたNPO法人です。
これまでアフリカ東部に位置するウガンダ共和国において、貯水タンクを2台、浄水フィルターを4台、家庭用トイレを20台建設してきました。
その他にも、タンザニアでの学校建設、ペルー刑務所発ファッションブランドの日本販売、ウガンダでの南スーダン難民支援を実施しました。
ウガンダ農村部が抱える課題!
コンフロントワールドの活動地であるウガンダ共和国ブタンバラ県では、地域の75%の人が、石鹸と手洗い設備を持っていないことにより、適切な手洗いを行えていません。
手洗いが行えていないことは、新型コロナウイルス感染症の予防を十分に行えていないと考えられ、さらなる感染拡大が懸念されます。
ウガンダの首都カンパラには、近代的な検査機器などを備えた病院がありますが、農村部では慢性的な医療不足に加え、衛生管理が不十分なことも多く、安心して医療を受けられる状況にはありません。
このような状況の中で、新型コロナウィルス感染症が蔓延した場合、ここに暮らす人々は危機的な状況に陥ることが予想されます。
新型コロナ感染防止に向けて手洗い環境を!
コンフロントワールドでは、地域に暮らす人々の命を守っていくため、まずは新型コロナを予防できるよう、「石鹸」を使った「手洗い」環境を届ける緊急支援を実施しています。
現地パートナーNGOへの資金提供を通じて、日常的に手洗いをする環境が未整備なままになっているウガンダ農村部の一般家庭と診療所を中心に、簡易手洗い装置と石鹸を提供し、石鹸を使った手洗いができる環境を作ります。
具体的には今回のプロジェクトを通じて下記の支援を実施します。
- HIV陽性者が暮らす200世帯 に簡易手洗い装置を設置し、液体石鹸を提供します
- 14の診療所 に蛇口付き手洗い装置を設置し、液体石鹸を提供します
- 6つの市場 に蛇口付き手洗い設備を設置します
- 400世帯 に石鹸を提供します
- 一般住民と診療所に対しての衛生指導を行います
ウガンダ農村部に石鹸と手洗いを届けたい
NPO法人コンフロントワールドは、緊急支援に必要な資金を2020年5月29日(金)までクラウドファンディングにて募集しています。
現在は1カ月の緊急支援に加え、約半年間の支援を継続させるため、300万円のネクストゴールに挑戦しています。
ウガンダ共和国ブタンバラ県での「石鹸」と「手洗い」を届けることに関しては、コンフロントワールド及び現地パートナーNGOにしか取り組むことが出来ない現状です。
ぜひ応援・ご支援をよろしくお願いします。
プロジェクト概要
- タイトル:【新型コロナウイルス】ウガンダ農村部に石鹸と手洗いを届けたい
- ページURL:https://readyfor.jp/projects/covid19-uganda
- 目標金額:300万円
- 募集期間:2020年5月29日まで