アフリカ・マラウイで、1日営業してみた! 〜マラウイの一村一品プロジェクトとは〜

13:00 お店終了!

結果…!!
売上金額 約18万マラウイクワチャ!(日本円27,731円 2016.3.3現在)

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いつも以上に売り上げることが出来ました!!(祝!)
この結果に、彼と私2人で大興奮。

彼「本当にありがとう!君がいたからだよ!」

嬉しい言葉をもらうことが出来ました。

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次はいつお手伝いにくるの? と次回の話も頂けることに。。

本当に、参加してよかった!

色々な縁でいただいた今回のお話。
なんでもチャレンジすることが大事だと再認識した1日でした。

マラウイでの1日営業体験でわかった3つのこと

この日の経験で特に思ったのが、この3点。

①一村一品製品は、結構需要がある

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今回、11:00からお客さんが増幅した後は、飛ぶように商品が売れていきました。
7:30-13:00で売り上げた製品数は、なんと59!

店員一人、製品種類も10つ以下のお店とすると、結構多いことが分かると思います。

特にお客さんの手に取ってから、買うと決めるまでのスピードが驚くほど早かったです。

「ああ、ハチミツね。(1,2…)買うわ!」
「バオバブオイル?(匂いを嗅ぐ)使ったことないけど、いい匂いだから買うわ!」

って、こんなスピード。

日本でアイスやヨーグルト買う時の私の方が、迷ってるかもしれません。笑

私に単なる憶測ですが、商品の質が良いという理由のほかに、
これはNGOや政府系機関が「支援」のために作られたという「バックアップ」があるから、需要が高いんだと思います。

ある意味、作れば一般市場よりは早く売れる市場。
多様な製品を作れれば、村の人々のビジネスが成功するのも難しくないかもしれません。

一村一品製品の可能性を感じました!

②日本での営業経験は強みになる

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今回、始めてアフリカ・マラウイで販売スタッフを体験し、
日本で培った「営業経験」は、マラウイで強力な武器になるということを実感しました!

ちなみに青年海外協力隊で派遣される前、私は東京でIT営業を2年半、
大学生のときはスーパーやモールでの販売スタッフを4年間やってました。

IT営業はBtoB(法人対法人)のスタイル。
スーパーやモールでの販売スタッフはBtoC(法人対個人)のスタイル。

特に今回はBtoCだったので、販売スタッフのころの経験が大いに役立ちました!

お客さんにどうやって声をかけたら、反応が良くなるのか。。
どうやって製品説明をするか。。
お客さんをくすぐるキーワードは何なのか。。

そのノウハウは、日本のスーパーで主婦の方にヨーグルトを売り込むのと似ています。

その経験があったからこそ、躊躇なく英語やチェワ語で外国人に知らない製品を売り込むことができたんだと思います。

また、日本で磨いた高レベルな営業経験・スキルは、
日本では当たり前のことかもしれませんが、マラウイでは当たり前じゃありません。

一緒に販売をした一村一品ショップの彼は、営業経験が1年。
製品の説明はもちろん上手いのですが、声のかけ方や商品のメリット説明が日本と比べるとイマイチだと思うことがありました。

そもそも第三次産業が少ないマラウイでは、営業経験を持った人はごく少数。

これからビジネスを発展させていく必要があるマラウイにとって、
営業経験を持った人は欠かせないと思います。

大学生の時の好きだったバイトの経験が、社会人経験が、ついに今活きてきた。
スティーブジョブズのスタンフォード大学の名言を思い出しました。

だからこそ、将来には点がつながることを信じる気持ちが必要です。勇気でも運命でも、人生でもカルマでも、何かを信じて進むこと。私もそうしてきました。それこそが、自分の人生に大きな違いをもたらしたのです。

ご参考)スティーブ・ジョブズのスタンフォード卒業スピーチ全文翻訳〜人生から学んだ3つのストーリー〜

どんな経験もいつかつながる日が来るというのは、こういう事なんだ!と実感しました。

③製品開発と広告が課題…?!

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最後は、一村一品製品を売ってて、勉強不足ながら課題だと感じた事。

それは「製品開発」と「広告」。

先ほど書きましたが、一村一品はけっこう売れる商品。
それを今よりも促進させるためには、ほかの支援団体が作っていない多様な製品を作る事が大事。

スーパーに並んでいるようなサラダ油ではなく、スーパーでは買えないようなものの方が良いんじゃないかと思います。

新しい製品をつくるための、スキルや材料費、アイデアが不足しているから、製品の幅が広がらないんでしょうか…。
(今後、もっと調査したいところ。)

そして、広告の行い方も課題だと思いました。

例えば、「モリンガパウダー」という製品。
モリンガという植物から生成される、ビタミンやカルシウムがたっぷり入った健康食品です。

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このパッケージだと
飲んでなんのメリットがあるのか、
どうやって飲んだり食べたり出来るのか、
何の植物から生成されたのか、

ちょっと分かりにくいと思います。

また、2つは違う地域の組合が作った別商品なのですが、その差も少し分かりにくいです。

こんな、製品のパッケージや広告がもう少し改善すれば、
より製品の強みをアピールする事ができ、売り上げUPにつながるんじゃないかと思いました。。

まだまだマラウイに来たばかりの、おこがましい私事な意見ですが、
そんな課題が売ってる最中にもちらほら見えました。

今後もっと調べていけたらと思います!!

一村一品ショップいかがでしたでしょうか?
マラウイには、一村一品 アンテナショップもあります!

  • 店名:一村一品アンテナショップ(OVOP Antena Shop)
  • 時間:月曜〜土曜日 7:30-17:00
  • 住所:Malawi LILONGWE AREA3 Opposite DC’s Office
  • HP:http://www.ovop.org.mw/antennashop.html

ぜひ、旅行やボランティアで来た方は立ち寄られてみて下さい♫


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