2020年初頭から世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルス。医療体制が脆弱なマダガスカルでは、都市部から地方農村地域への感染拡大が懸念されていました。
そんな中、NPO法人エコロジーオンラインの協力を得て、2020年5月よりコロナ対策緊急支援クラウドファンディングを実施。
約110万円の支援金を集め、マダガスカル各地の合計23箇所の学校や地区の保健センターなどへマスク・手洗い用水タンク・石鹸を配布しました。
この活動をきっかけとして、日本とマダガスカルの仲間が集い、マダガスカルを草の根レベルで支援する任意団体「マナトゥディ基金」(英語名「Manatody Fund」)を設立しました。
また、その活動の第一弾としてクラウドファンディング「森林保全と生活向上を両立する持続可能な暮らしを!」を始めました。
マナトゥディ基金とは?
マナトゥディ基金とは、マダガスカルでのSDGsに関連する草の根レベルの活動を支援する任意団体です。
コアメンバーのほぼ全員が、青年海外協力隊、JICA専門家、NGO職員として、長年、マダガスカルやアフリカ諸国に関わってきました。
本団体の目的は、マダガスカルで何かしらの活動がしたいと思う人の背中を押すような存在になることです。
「こんなことをしたいけれど、誰かに相談したい、仲間を増やしたい、逆にこんな活動があるなら応援したい」、そんな人や情報・資金が集まるプラットフォーム(中間支援団体)を目指します。
基金の名称「マナトゥディ(Manatody)」とは、マダガスカル語で「卵を産む」という意味です。新興国や途上国での旅行・滞在をきっかけに抱いた「なんとかしたい!」という気持ちを、具体的な形にしてこの世に産みだすお手伝いをしたいとの思いから、名付けられました。
団体概要
- 団体名:マナトゥディ基金(任意団体)
- 設立: 2020年8月1日設立
- 代表者: 白石 拓也
- Facebookページ:https://facebook.com/Manatody/
- Twitter:https://twitter.com/ManatodyF
森林保全と生活向上を両立する持続可能な暮らしを!
第1弾のクラウドファンディングのテーマは、アイアイが住む森の近くの村の住民の生活支援と森林保全の両立です。
森林資源の維持(例:植林)、燃料効率の向上(例:改良かまど)、収入創出(例:小規模ビジネス)などの技術・方法を住民に伝えたり、一緒に考える「住民講師」を育成したりします。
対象地域では以前にJICAの草の根技術協力プロジェクトが実施されていたので、マナトゥディ基金メンバーと住民ネットワークの基盤があります。
コロナ禍で日本人は現地には行けませんが、日本とマダガスカルを繋ぎオンライン会議を重ねてきました。
2020年12月には、コアメンバーの自己資金を使って、信頼できる現地パートナーを中心にJICAプロジェクトのフォローアップ調査を実施し、その結果をもとに、今後の計画を練っているところです。
クラウドファンディング詳細!
詳細は以下のリンクをご覧ください。どうかご支援や情報の拡散をよろしくお願いいたします!
- プロジェクト名:マダガスカルの農村で、森林保全と生活向上を両立する持続可能な暮らしを!
- クラウドファンディングページ:https://camp-fire.jp/projects/view/362827
- プレスリリース(内容要約版):https://www.value-press.com/pressrelease/261848
- 期間:2021年1月6日(水)~2021年2月25日(木)
- 目標金額:50万円(1月17日現在、43人の方にご支援いただき、目標金額50万円の66%を達成!)