日・エチオピア外相会談が実施。2016年のTICADに向けて連携強化を確認。

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岸田文雄外務大臣は18日、外務省でエチオピアのテドロス・アダノム外務大臣(H.E.Dr.Tedros Adhanom)と会談を行いました。岸田外相は会談の中で、2016年にケニアで開催される第6回アフリカ開発会議(TICAD)において、アフリカ側から要望が高い人材育成や質の高いインフラ投資の強化を表明するとともに,アフリカが進めている「アジェンダ2063」を後押しするための会議にしていくために緊密に連携していくことを確認しました。

また同日18日にはエチオピアの首都アディス・アベバにて日本貿易振興機構(JETRO)事務所の設置合意に係る署名式が実施されました。本合意に関しテドロス外相は、日本企業のエチオピア投資への関心の高さを認識しており、今後、民間セクターのエチオピア進出や両国間の貿易投資の後押しになることを期待していると述べました。

テドロス外務大臣は、2015年10月に発足したエチオピアの新内閣で外務大臣に再任されました。現在は国際会議「新たな開発目標の時代とユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)」及び世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバル・ファンド)第5次増資準備会合出席のため訪日しています。

アジェンダ2063とは
アフリカ連合(AU)の前身であるOAU(アフリカ統一機構:1963年設立)設立50年に際し策定が決定された,今後50年を見据えたアフリカの統合と開発に関する大綱。2015年1月のAU総会で採択された。貧困削減,教育改革,イノベーションの推進,経済改革,農業の近代化等幅広い分野における取組が規定されている。(外務省HPより)

Photo by:外務省プレスリリースより
引用元:外務省プレスリリースより

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