【レポ】ガーナの電子ゴミアート長坂真護展@新宿伊勢丹にインターン生が行ってきた!

こんにちは、Codyです。

今回は、長坂真護さんのアートスタジオでインターン生としてお世話になっていた僕が、長坂真護さんが生み出すアート作品の魅力を皆さんにお伝えするべく、

新宿伊勢丹で開催(2021.04.14-04.25)されている長坂真護展に行ってみた感想をお伝えします!

長坂真護さんの紹介記事はこちらから!:https://afri-quest.com/archives/24947

言葉で紹介するより作品を見ていただいた方が、魅力が分かりやすく伝わると思うので、まずはいくつか作品をご覧ください!

長坂真護展 -天命回帰/Still A “BLACK” STAR-!

実際に新宿個展で展示されている作品の数々です。



___いかがでしたか??

「アートでこの現実を変えたい」「世界有数の電子機器墓場を世界最高のエコタウンに」。

そんな強い想いのもと創り上げた200点ものアート作品が展示されている今回の新宿個展は一見の価値ありです!

お気に入りの作品を紹介!

今回展示されているたくさんの作品の中でも、特に僕のお気に入りはこの作品!

「malco」です。


「malco」Oil and E-waste on Canvas、183×154cm

大胆な色彩と筆遣いで彩られた個性的な肌が、「アフリカの力強さ」を見事に表現していて、その上コントローラーやマウスで作られた厚ぼったい唇と、見開かれた両目から流れ落ちる涙の雫が、どこか儚く「哀しみ、嘆き、怒り、諦め」などの感情を存分に孕んで、こちらに何かを訴えてきているように感じます。

顔の縁に散りばめられた大小様々な形の星たちも、個人的にはたまりません。

もうめちゃくちゃ好きです、何時間でも眺められます。

誰かお金持ちの人、僕にこの作品をプレゼントしてください。

また、長坂真護さんは自身の活動を、『相対性理論』を用いて説明されています。

次に紹介する作品は、「なぜスラム街のゴミで作ったアートが1500万円で売れたのか」その理論を説明している作品になります。

詳しくはこちらの動画をご覧ください。

 

動画:ICC FUKUOKA 2020

なかなか理解するのが難しいところもある理論を、「好きな人と過ごす1分は、嫌いな人と過ごす1時間と同じぐらいの体感速度で感じる」といった分かりやすい例を用いて説明されています。

志を自分ではなく社会に向ける。

今回の長坂真護展に展示されている作品のいくつかは、僕がアトリエでインターンをしている時に実際に横で制作されていたものだったので、それらが展示されている姿を自分の目で見ることが出来て感慨深かったです。

余談ですがアトリエにいらっしゃる時の長坂真護さんは、買ってきてくれた団子を僕たちが食べやすいように工夫してくれたり、休むことなくずっと作品を制作されていたり、本当に人のことを考えて行動している姿が印象的でした。

「志を自分ではなく社会に向ける。」

その重要性は、僕がインターン生としてお世話になった期間で学ばせていただいたことの一つです。

日本を代表する現代アーティストである村上隆さんが、著書の『芸術起業論』で何度も、

「優れた芸術家は作品を作るのではなく、作品を通して新しい概念を作る」と言及されていましたが、それをまさに体現しているのが長坂真護さんではないでしょうか。

世界の現代アートシーンとサステイナブル界を牽引するアーティスト、長坂真護さん。

彼の挑戦はまだ始まったばかりです。

その飛躍の一歩に携われたという経験は、僕の今後の人生の糧になることを確信しています。

真護さん、ありがとうございました!!

最後までご覧いただきありがとうございました!

皆さんも、ぜひ個展に足を運んで自分の好きな作品を見つけてみてください!

個展概要

  • イベント名:長坂真護展 -天命回帰/Still A “BLACK” STAR-
  • 開催日時:2021年4月14日(水)〜4月25日(日)[4月14日(水)および最終日午後6時終了
  • 会場:伊勢丹新宿店 本館6階 催物場
  • 入場料金:無料
  • 個展詳細:https://www.mistore.jp/shopping/event/shinjuku_e/nagasakamago_10

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