マダガスカルで深刻な森林破壊を住民に伝えるためのラジオ番組を立ち上げ!クラファンを実施中!

アフリカの東南部に位置するマダガスカルで2016年から再生可能エネルギーの導入支援や森林再生を手がけている特定非営利活動法人エコロジーオンラインが現地でラジオ番組をつくるためのクラウドファンディングを実施しています

森林破壊が進むマダガスカルでは基本的な教育の機会も得られない人も多く、森の大切さを伝える場がありません。そこでマダガスカルの人びとになじみの深いラジオを活用して森林を守る情報を提供します。

2021年9月13日にスタートし、10月末を目途に番組づくりに必要な30万円の資金を集める予定です。

マダガスカルの深刻な森林破壊を住民に伝えたい!

アフリカの東南部に位置するマダガスカル共和国では古くから「焼き畑農業」が行われ、森が水田や畑、牛を育てる草地などに置き換えられてきました。

また、調理用に活用する薪や炭などの燃料としてどんどん木が伐採されています。

その結果、国土の80%を占めていた森林面積は10%以下となり、生物多様性の喪失、野生生物の生活圏の減少、土壌流出、砂漠化などが危惧されています。

住民には森に対する教育が行われておらず、適切に森を管理することができていません。

失われ続けている森を守るためにはSDGsの4番目のゴールに掲げられる「質の高い教育の普及」が不可欠です。

マダガスカルの主要情報源や娯楽はラジオ!

ユニセフのデータによると、マダガスカルの初等教育の就学率は2018年時点で76%、修了率は56%。また、中学校にあたる前期中等教育機関の就学率はさらに低く27%、高等学校にあたる後期中等教育機関の就学率は13%です。

このようにマダガスカルは教育が豊かであるとは言い難い環境にあります。

そのような状況下で、読み書きが達者でなくても情報を得ることができ、また、音楽等を楽しむことができる『ラジオ』はマダガスカルの人の生活にとって欠かせないものです。

田舎の村にも小さなラジオ放送局があるほど、『ラジオ』は普及しています。

森を守るSDGsラジオプログラムを立ち上げ!

エコロジーオンラインは、現地でラジオ番組をつくるためのクラウドファンディングを実施しています。

森林破壊が進むマダガスカルでは基本的な教育の機会も得られない人も多く、森の大切さを伝える場がありません。

そこでマダガスカルの人びとになじみの深いラジオを活用して森林を守る情報を提供します。

エコロジーオンラインは2019年、作家集団の「ダレシア」とマダガスカルの森づくりのテーマソングを制作。2021年4月より、全国FM放送協議会(JFN)の各局と連携してSDGs情報の発信を始めており、毎週金曜日「OH! HAPPY MORNING(全国7局ネット)」の「おしえて!SDGs」のコーナーを担当しています。

また、JFN系列であるレディオベリー(エフエム栃木)が手がけるSDGsキャンペーンでは第1日曜夜7時から「RADIOBERRY SDGs CONNECT」にDJとして上岡理事長が出演しています。

日本国内のラジオのネットワークや音楽制作者の協力も仰いで、現地のラジオ番組を制作していきます。

週に一度、30分の放送をすることで月に1万円という電波料を支払う必要があり、年間契約をすることで10万円程度の経費が必要です。

森づくり情報や日本文化の発信をマダガスカル語で手がけるため、現地の制作スタッフで番組をつくりあげていきます。

クラウドファンディング詳細


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