北海道大学生、エジプトでのCOP27での研究発表を目指してクラファンを開始!

北海道大学環境生命地球科学研究室(研究代表:内田義崇准教授)の学生が、北アフリカのエジプト・アラブ共和国、シャルム・エル・シェイクにて開催される第27回気候雄変動枠組乗客締結国国際会議(COP27)での研究発表を目指してクラウドファンディングを開始しました。

クラウドファンディングの期間は2022年11月18日までで、120万円の獲得を目指しています。

アフリカ最大の人造湖、カリバ湖の持続可能性を研究!

北大環境生命科学研究室では、アフリカ最大の人造湖であるカリバ湖の持続性を評価する研究プロジェクト「WELCOME Project」を進めています。

カリバ湖は世界でも有数の人造湖で、ここで作られた電気や食料(魚や農作物)は多くの人にとって欠かせないものとなっています。

自然と共存・共生し、豊かな生活を持続的に育む方法や、現在のカリバ湖集水域の使い方が適切か等の疑問を背景に、このプロジェクトは進められます。

このプロジェクトは内田義崇准教授がリーダーとなって立ち上げたもので、北海道大学だけでなくザンビア・南アフリカ共和国といった多くの国と協力して、いまだ解明されていないこの湖の集水環境を把握し、持続的な開発につなげていくための大規模な取り組みです。

『生態系』・『持続性』・『物質循環』などが主なキーワードです。

これまでの活動とCOP27参加を目指した経緯

研究室では2022年の夏、ザンビアにて研究調査を行い、現地でその成果を何度か発表することとなりました。

その際に研究室の研究プロジェクトが、今年開催のCOP27のテーマ(アフリカと気候変動)と親和性が高いという話があがり、COP27にて発表・交流を目指すこととなりました。

学生がCOPにて発表機会を得るためにはブースの出展が現実的であることがわかったため、ブース出展という形で研究発表を行うことを目的としました。

COP27で実現すること

2022年11月、エジプトのシャルム・エル・シェイクにて開催されるCOP27ではブースを設け、研究発表を行います。

サブサハラ・アフリカに位置するザンビアを対象に環境科学の研究プロジェクトを行っている学生チームは、既にCOP27への参加資格を獲得しており、そこで研究発表を行うことになっています。

学生がCOP27のブース発表に参加し、会場内でこれまでの研究成果を発信することで、世界中の研究者や政府関係者の資源問題に対する危機意識を高め、より迅速にアクションを起こそうするきっかけを作ったり、学生という立場を生かし、COP27の参加者との議論を通じて得た知見を、役に立つ科学として現場に落とし込むことを目指しています。

しかし、COP27にてブースを出して発表を行うにあたり、高額なスペースレンタル費、ブース建設費が課題となっており、資金が大きく不足している状況です。

同クラファンプロジェクトでは、支援額に応じて、御礼のメール、HPでの名前の掲載(希望により)、ブースでの名前の掲載(希望により)、渡航ご報告会への招待(オンライン)、などのリターンを用意しています。皆様、こぞってご参加ください!

クラウドファンディング概要!


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