唐沢農機サービス、キベラスラムの子どもたちに日本米を提供!A-GOALリーグに協賛!

一般社団法人A-GOALは、2022年10月よりケニアの首都ナイロビにあるアフリカ最大級のスラム「キベラスラム」で、子どもたち1200人を対象にユースサッカーリーグを開催しています。

この度、農業機械のマーケットプレイス「ノウキナビ」を運営する唐沢農機サービス(は、キベラA-GOALリーグに協賛し、サッカーリーグに参加する子どもたちにお米を寄付しました。

提供されたお米は、ケニアで「食」事業を展開するKAI GLOBAL LTD.が栽培したコシヒカリで、唐沢農機サービスが輸出した精米機で精米されたお米です。

子どもたちへお米を寄付した背景

唐沢農機サービスは、持続可能な開発目標(SDGs)の1つである「飢餓をゼロに」を目指し、ケニアで「日本の農業」輸出プロジェクトを進めています。

このプロジェクトでは、今後人口が増えていくと予想されるアフリカに日本の農機具や技術を輸出し、作物の生産性の向上を図っています。

唐沢農機サービスは、この取り組みの一環として他に自分たちにできることはないかと考え、現地でコシヒカリ米を栽培するKAI GLOBAL LTD.の代表である福居氏に相談しました。

そこでA-GOALの副代表も務める福居氏が、キベラA-GOALリーグでの日本米の提供を提案し、今回の支援に繋がりました。

ケニアの首都ナイロビにあるキベラスラム!

今回のお米の寄付先は​、ケニアの首都ナイロビのキベラスラムに住む約1200人の子どもたちです。

キベラスラムはアフリカ​最大のスラムで、広さ約2.4㎢という皇居2つ分の面積に100万人以上が住むといわれています。

ほとんどの人が1日1米ドル以下の生活をしており、食べものや楽しみは少なく、ドラッグや非行に手を染める子どもたちも多くいます。

またウクライナ紛争や世界的なインフレの影響で最近では食糧価格が高騰し、主食の材料であるとうもろこしの粉の価格は約2倍になりました。

その影響から、1日1食しか食べれない子どもたちも増えています。

そんな苦しい状況の中、少しでも子どもたちをサポートしようと、唐沢農機サービスとA-GOAL、KAI GLOBAL LTD.が協力し、日本米の提供をしました。

ケニアの子どもたちにも喜ばれる日本米

A-GOALでは、現地のNGO「アガペ・ホープ・フォー・キベラ」と共同で2022年から「TAKESHI SEO & JAPAN Presents Kibera A-GOALリーグ」を開催しています。

2023年10月20日に小学生、22日には中学生に対して、試合終了後にお米を提供しました。

子どもたちは初めて見る日本米に大興奮。美味しい、美味しいと言ってペロリと平らげ、おかわりをする子もいました。

また、日本米が出されていると聞いて集まった近所の人々にも食べてもらったところ「ケニアのお米は炊くとすぐ潰れてしまうが、日本のお米は形が崩れず味もしっかりしている」と、大好評でした。

A-GOALと共同でサッカーリーグを運営する現地NGOのケン・アモロ代表は、「キベラスラムでは世界と繋がれる機会が少ない中、子どもたちに日本のお米を食べるという素晴らしい経験をさせてあげることができました」と話しています。


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