みなさん、こんにちは。アフリカクエストの横山(凡)です。
ビジネス出張でアフリカ西部に位置するカメルーンの最大都市であるドゥアラを訪れました。
僕自身初めての訪問となりましたが、街中にアートが溢れる素敵な街でしたので、今回個人的にオススメするドゥアラの観光スポットをご紹介させていただきます!
カメルーン最大の都市、ドゥアラ!
カメルーン最大の都市であるドゥアラは、同国の経済と貿易の中心地として知られています。
大西洋に面したこの港町は、多様な文化と歴史を持ち、その豊かな伝統と近代化が交錯する独特の雰囲気を漂わせています。
ドゥアラは、カメルーンの主要な商業ハブであると同時に、観光スポットも豊富に揃っています。
市内にはモダンなアートギャラリーや歴史的なモニュメントが点在し、地元の人々と観光客が楽しめる多彩なエンターテイメントが揃っています。
また、ドゥアラは多文化都市でもあり、多様な宗教と民族が共存し、その独特の文化的融合は街の魅力を一層引き立てています。
ビジネスや観光で訪れる人々にとって、ドゥアラはそのダイナミックな都市のエネルギーと心地よいホスピタリティが感じられる場所です。
ドゥアラの中心通りは活気に溢れており、ヒトや車、商人などでごった返しています!
個人的オススメ観光スポット8選
1)La Nouvelle Liberté (新しい自由)
ドゥアラと言えば、まずはLa Nouvelle Libertéだと思います。時間が限られている方は少なくともここだけは押さえておきましょう!
「La Nouvelle Liberté(新しい自由)」は、カメルーンのドゥアラ市に位置する象徴的なモニュメントであり、街のシンボルとして広く知られています。
この巨大な彫刻は、1996年にアーティストのジョセフ・フランシス・スメニエによって制作され、ドゥアラの主要な交通の要所であるデイド・ラウンドアバウトの中央に設置されました。
高さ19メートル、幅5メートル、重さ8トンという圧倒的なスケールを誇るこの彫刻は、再利用された金属部品を組み合わせて作られたもので、そのデザインは街の文化的背景に深く根ざしています。
「La Nouvelle Liberté」は、ドゥアラの現代的な文化、特にリサイクルや再利用の精神を反映しており、複雑な状況においても市民が「自分でなんとかする」能力を讃えるものです。
このモニュメントは、初期にはその独特な外観と芸術家の出身地に起因する議論の対象となり、地元のメディアや住民の間で激しい抗議を引き起こしました。
これにより、作品は攻撃や破壊行為に晒されることもありましたが、最終的には2007年に正式に完成し、市のシンボルとしての地位を確立しました。
La Nouvelle Liberté(新しい自由)が設置されているデイド・ラウンドアバウトは、ドゥアラの主要な交通のハブであり、街の中心部、東部の庶民的な地域、そして郊外へのアクセスが容易な場所です。
この近くに小さなカフェもありますので、モニュメントを見た後にゆっくりお茶をするのもオススメです。
2)聖ペテロ・聖パウル大聖堂
ドゥアラの宗教的ランドマークである「聖ペテロ・聖パウル大聖堂(Cathédrale Saint-Pierre-et-Saint-Paul)」は、1936年に建設されたカトリック教会で、同市のアクワ地区に位置しています。
この大聖堂は、カメルーンのカトリック教会の発展を象徴する建物で、1933年に建設が開始されました。
フランスのスピリタン修道会によって建設され、ドイツ植民地時代に建てられた最初のカトリック教会の後継です。
の白く塗られた外壁と黒い屋根のコントラストが美しく、天に向かってそびえ立つ二つの塔が印象的です。
内部は広々としており、純白の柱が観光客を迎え、暖色系のステンドグラスが太陽の光を受けて、美しい影を創り出します。
3)Monument Nachtigal
ドゥアラの歴史的記念碑の一つであるMonument Nachtigalは、ドイツの探検家であるグスタフ・ナハティガルを記念して建てられました。
このモニュメントは、彼のカメルーン探検を称えるものであり、ドゥアラの歴史と深く結びついています。
20世紀初頭に建てられたこのモニュメントは、かつてドゥアラの政府公園内に設置されており、ヨーロッパ諸国がアフリカにおける影響力を確立しようとした時代を反映しています。
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