新卒からウガンダの認定NPO法人テラ・ルネッサンスに就職した若き日本人駐在員・田畑勇樹氏が、これまでに現地で体験した経験を綴ったノンフィクション『荒野に果実が実るまで 新卒23歳 アフリカ駐在員の奮闘記』が6月17日より全国書店とオンラインで発売が開始されます。
本書は、アフリカの最前線で直面した支援活動の希望と苦悩を描き、国際援助やアフリカに関心のない読者にも深く響く内容です。アフリカでの活動に光を当てた貴重な記録として注目が集まっています。
援助現場で生まれたリアルな物語!
本書『荒野に果実が実るまで』は、認定NPO法人テラ・ルネッサンスのウガンダ駐在員である田畑勇樹氏が、自らの国際協力の現場での経験をもとに執筆したノンフィクションです。
舞台はウガンダ北東部のカラモジャ地域です。飢餓と貧困に直面する住民と共に農業支援を進める中で感じた希望と限界が赤裸々に描かれています。
本書は、第22回開高健ノンフィクション賞の最終候補に選出され、2025年6月17日に全国書店およびオンラインで発売されます。
京都大学を卒業したと同時にテラ・ルネッサンスに入職し、ウガンダで田畑氏の姿は、多くの日本人にとって「遠い存在」と思われがちなアフリカとの距離を一気に縮めます。
現地の人々の変化と成長、そして支援活動における課題を、現場目線で伝える本書は、単なる成功譚ではなく、「共に生きる」ことの意味を問いかける一冊です。
本から学ぶアフリカと日本をつなぐ新たな視点!
田畑氏は「アフリカは遠い存在ではない」と語ります。
グローバル社会において、食料・経済・気候といった多くの課題がアフリカと日本の生活を密接に結びつけています。
本書では、ウガンダで感じた社会課題の構造が、日本社会の問題と驚くほど似ていることにも言及しています。
援助を提供する側と受ける側、それぞれの視点を交えながら進むストーリーは、単なる現地レポートにとどまらず、アフリカの現状を理解するための貴重な学びとなることが期待されます。
国際協力に関心のある人だけでなく、日常的に「社会課題」と向き合う読者にとっても、多くの示唆を与える内容です。
新卒駐在で奮闘する田畑氏のトークイベント!
田畑氏は現在もウガンダにて、農業による自立支援や地域のエンパワーメントに尽力しています。
書籍の内容は、現場での経験を月別に章立てしてまとめており、援助活動の過程や住民との関わりの変化が丁寧に綴られています。
2025年6月末から7月中旬にかけては東京・京都・大分・大阪にて出版記念イベントも予定されており、本人が直接語る機会も設けられます。
ウガンダをはじめとするアフリカ地域で、元子ども兵の社会復帰支援や地雷問題解決などに取り組んできた同団体の活動は、国際社会からも高い評価を受けています。
《イベント概要》
京都 『荒野に果実が実るまで』出版記念イベント 京都
【日時】2025年7月3日(木) 時間未定
【場所】京都市内
大分 『荒野に果実が実るまで』出版記念イベント 大分
【日時】2025年7月4日(金) 時間未定
【場所】別府市内
京都 『荒野に果実が実るまで』出版記念イベント 大阪
【日時】2025年7月中旬〜下旬頃 時間未定
【場所】大阪市内
詳細や今後のの情報は田畑氏個人のXアカウントから発信します。
※以上は概要が確定しているイベントで、順次追加予定