コマツ、TICAD9で西アフリカ拠点構想発表!コートジボワールに人材育成施設新設へ!

コマツは、2025年8月20日から22日にかけてパシフィコ横浜で開催される第9回アフリカ開発会議(TICAD9)の「Japan Fair」に出展し、コートジボワールに建設機械オペレーターやメカニック向けのトレーニング施設を新設する計画を発表しました。

同施設は2026年の稼働開始を目指し、代理店やお客さま、地域社会を対象に人材育成を行うとともに、将来的には本体・部品在庫機能やマーケティング機能を備えた西アフリカの中核拠点へ発展させる構想です。

これにより、アフリカ地域におけるコマツのプレゼンスをさらに高め、サステナブルな成長への貢献を強化することを目指しています。


写真:コートジボワールに建設予定の拠点イメージ図

コートジボワールに新拠点を設立し人材育成を強化

今回発表されたコートジボワールでのトレーニング施設は、西アフリカ地域全体を視野に入れた人材育成の拠点として位置づけられています。

建設機械オペレーターやメカニックを対象に、現場での実務に直結するスキル習得を目的とした研修を提供する予定で、コマツグループ傘下の豪州イマーシブ社やスウェーデンのオリックス・シミュレーションズ社が開発したシミュレーターを活用します。

これらのシミュレーターは油圧ショベルやブルドーザー等の操作訓練を可能にし、安全作業や効率的な施工方法を学べるのが特長です。

施設はまず人材育成拠点としてスタートし、今後の同地域の情勢を見極めながら、本体・部品在庫やマーケティングなどの機能を段階的に追加する計画です。これにより、技能向上による雇用創出や地域社会の発展に寄与し、アフリカにおけるコマツの事業基盤を一層強固なものにしていく方針です。


写真:実物で展示予定の簡易シミュレーター

実機・シミュレーターを通じた技術体験を提供

TICAD9の会場では、コマツが開発した実物の簡易シミュレーターや新世代油圧ショベル「PC200i-12」を展示します。簡易シミュレーターは油圧ショベルやブルドーザーの操作を再現し、未経験者や経験の浅いオペレーターでも安全かつ効率的に作業を学べるよう設計されています。

さらにVR技術を活用し、現場で想定されるさまざまな状況下での安全作業を体験できるソフトウエアも導入されています。

一方、PC200i-12は最新の3D施工機能を搭載し、オペレーターの技能に依存せず高精度な作業を実現します。

これらの展示を通じて、来場者は最新技術がアフリカのインフラ整備や建設現場にどのような価値をもたらすのかを具体的に体感できる機会となります。

こうした技術展示は、コマツの先進的なソリューションを広くアピールするとともに、アフリカ市場におけるブランド価値の向上にも寄与します。


写真:実機で展示予定のPC200i-12

長期的なアフリカ市場でのプレゼンス拡大

コマツは1960年代にアフリカでの事業を開始し、1970年代には各地に事務所を設置、南アフリカ共和国などでは自社代理店を設立するなど、長期的な市場開拓を続けてきました。

近年、アフリカでは豊富な資源や急速な人口増加を背景に、インフラ開発や建設・鉱山機械の需要が拡大していますが、職業訓練や人材育成は依然として課題となっています。

コマツは世界15か国に22のトレーニング施設を持ち、これまで南アフリカやドバイ、日本の拠点からアフリカ市場をサポートしてきました。

今回のコートジボワール新拠点の開設は、こうした経験とノウハウを基盤に、アフリカ地域全体でのプレゼンス拡大と社会課題解決の両立を図る戦略的な一歩です。

これにより、持続可能な成長の実現と地域社会への貢献を通じて、アフリカ市場におけるさらなる信頼と支持を獲得していくことが期待されます。


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