株式会社ジー・キューブは、チュニジアのチュニス・パスツール研究所と抗体やワクチンの共同研究開発に関するMOUを締結しました。この提携は、第9回アフリカ開発会議(TICAD9)の場で発表され、チュニジア国内での医療自立体制の確立に向けた重要な一歩と位置付けられています。
両者は、日本の先端的バイオテクノロジーとアフリカの公衆衛生研究を結びつけることで、アフリカ地域における感染症対策や医療技術の発展を推進していきます。
アフリカ発の医療研究連携の新展開!
2025年8月、横浜で開催された第9回アフリカ開発会議(TICAD9)の場において、株式会社ジー・キューブとチュニジアのチュニス・パスツール研究所は抗体やワクチンの共同研究に向けたMOUを締結しました。
署名は両機関の代表者により行われ、駐日チュニジア大使やチュニジア政府関係者、さらに一般社団法人アフリカ開発協会の立ち会いのもと厳粛に執り行われました。
この取り組みは、アフリカにおける医療・ライフサイエンス分野の技術力強化を目指すものであり、チュニジアを拠点とした研究開発の促進によって地域全体への波及効果が期待されています。
特に感染症への対策強化や新規医薬品の研究開発において、現地における自立的な生産基盤を整備することは重要な課題であり、この連携はアフリカ医療分野の持続的発展を支える基盤づくりの一環といえます。
バイオ研究の新たなモデルNIPPOMED!
今回の提携は、2022年の第8回アフリカ開発会議で発表されたNIPPOMEDの設立と活動が大きな背景となっています。
NIPPOMEDは株式会社ジー・キューブとチュニジアの製薬会社UNIMEDによる合弁会社で、チュニジア初のCOVID-19検査キットの製造を2022年に開始し、さらに2025年には妊娠検査キットの量産を開始する予定です。
これらの取り組みを通じて、チュニジア国内の医療機関や保健省との信頼関係が築かれ、今回のチュニス・パスツール研究所との研究提携へと発展しました。
また、ジー・キューブが開発した高機能タンパク質生産用のCHO細胞「CHO-Spica」の活用が今後の研究の中心となり、効率的かつ責任ある形で実験を進めることで、アフリカにおけるバイオ研究の新たなモデルケースとなることが期待されています。
日アフリカ連携で医療体制を確立!
チュニス・パスツール研究所は、1893年に設立されて以来、公衆衛生や疫学分野で長年にわたり貢献してきた機関であり、世界的なパスツール研究所ネットワークの一員です。
今回の提携を通じて、アフリカの研究機関と日本企業が協力することで、アフリカ内での抗体やワクチン生産体制の確立を目指しています。
TICAD9は、日本とアフリカのパートナーシップを深化させる重要な場であり、本プロジェクトはその象徴的な取り組みといえます。
ジー・キューブの先端技術とアフリカの医療現場が結びつくことで、地域社会に必要とされるソリューションが生まれ、将来的には感染症の流行抑制や予防医療の向上に大きく寄与することが見込まれます。
今回のMOUは、単なる技術移転に留まらず、アフリカの持続可能な医療体制の確立と国際的な課題解決に向けた共創の象徴的な事例となっています。
- 記事提供元:株式会社ジー・キューブ、チュニス・パスツール研究所と抗体等開発で提携|PR TIMES

















