ボツワナは今日も平和です。
ボツワナという国名、ほとんどの人が知らないと思います。
それもそのはず、大きな事件がなかった国だからです。
建国以来、戦争なんかしたことない
「日本は戦後70年迎えたわけで、本当にこの70年、戦争をしていなかったことは誇りだ!」とか、
「日本人はおとなしくて、ひかえめで和を大切にする」というふうに
私もボツワナくるまで思ってたんですが、一変しました。
ボツワナと比べると、
日本人ってすっげー好戦的な人種なんだなと思うようになりました。
もちろん、建国した時期とかそういうのも関係あるのかもしれませんが、
日本人は競争が好きで好戦的で肉食系だと思います。
人口が少ない
ボツワナの人口は200万人程度、世界ランクでも187位だそうな。(Wikipedia 国の人口密度順リスト)
とあるボツ人いわく、
「人数少なすぎて戦争なんかできない」
だそうで、人数は1つキーワードかもしれない。
争う相手がいない。
でもボツワナより人口密度低くても、
人口が少なくても
戦火に見舞われた国はあるのでこれだけでは何とも。
働いたら負け? 笑
ダイヤモンドが見つかる前は牧畜(牛)が主な産業でした。
完全放牧で今でも人口より牛のが多いです。
以前、ジンバブエ人が難民キャンプで畑を耕したらボツワナ人たちは怒りました。
「貴重な水資源をつかうなんてけしからん」
そう、ボツワナは雨がすっごく少ないのです。
家畜を放牧できる程度のブッシュはあるものの、
農作物を育てる水を用意するのは大変なんです。
下手に新しいことしないで、できるものでシンプルに生きるほうがサバイブできる土地柄です。
現在ボツワナはダイヤモンドが主要産業ですが、
収益はすべて国の福利厚生へあてられ、内部紛争がおこらなかった希有な国です。
そして結局、その福利厚生が生活を保証してくれるため、
働かないで生きてる人が多い国になってしまいました。
生活保証されてて働く意味ってなんだろう?って私ですら思ってしまいます。
これはヤバい!という認識は政府にはもちろんあります。
ダイヤモンド枯渇したり暴落したらボツワナはおしまいです。
国は産業の多角化を狙っており、(私の派遣の根拠もコレの一部)
スモールビジネスの支援制度はちょろちょろ聞きます。
「10万円サクっと融資してくれるけど、ビジネスがうまくいかなかったら返済しなくていい」
なんていうビックリな制度もあるようで・・・日本人からしたら
「は?何その制度、ビジネスうまく行かなかったって申告した方がトクじゃん!」ですよね。
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集中できないのと戦争ができないのは表裏一体。
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せっかく楽しく呼んでたのに最後の写真でびっくりしました。
せめて、閲覧注意とかかいてください。