高校時代の同級生や大学時代の友人たちからこんな質問をよく受けます。
「アフリカってどんなところ?」
「アフリカでどんな生活しているの?」
Africa Questのキュレーションする情報やライター投稿をご覧になると、アフリカ生活のいろいろが見えてくるかと思いますが、今日は「開発ワーカー」のアフリカ生活についてご紹介します。
とはいえ、これはあくまでも僕個人の生活なので、開発ワーカーの皆さんが同じような生活をしているとは限りません。
役職や所属する組織によっても違うでしょうし、もちろん個人的嗜好によっても違うでしょう。
第2回は主夫として2年生活したタンザニアについて。
前回のザンビアでの生活についてはこちらをご参照下さい。
アフリカで働くとは!?仕事から余暇の過ごし方まで開発ワーカーの日常生活を大公開!〜ザンビア編〜
主夫としての仕事
タンザニアへは開発ワーカーとしてプロジェクト業務に従事する妻の随伴家族として、つまりは主夫として行きました。
主夫としての生活は、関わる人、生活のリズム、日々の生活の悩みなどが開発ワーカーとして仕事を中心に生活するのとは大きく違いました。まず、ぼくが主夫としてこなした主な作業(これを仕事とします)は主に以下の3つです。
1)買い物と食事の準備
食材、日用品、消耗品など日々の買い物と三食の準備はぼくの主夫としての主な仕事でした。毎日毎日繰り返されるこの仕事、主夫をやって初めてその尊さとその苦労を身に染みて理解しました。
2)育児と愛犬の世話
タンザニアに赴任した時は3カ月だった長男。予防接種、定期検診をダルエスサラームで受け、離乳食も初めての幼稚園もタンザニアでした。初めての育児、それがアフリカはタンザニアのダルエスサラームということで、楽な面もありましたし、大変な苦労もありました。また、ザンビアで生まれた愛犬こはるはタンザニア赴任時に4歳。やんちゃな盛りで散歩を欠かせない毎日でしたが、ダルエスサラームでの散歩はトラブル続きでした。
3)運転手
ただ、運転手を雇っていなかっただけではありますが、妻を職場まで送り迎えするとき、長男が1歳半になってからは息子の保育園への送り迎え、日々の買い物など毎日あちこちを運転していました。子どもをもつ多くの日本人家庭は運転手を雇っていましたが、自分で運転する方がストレス発散になるし、運転手の雇用は労務管理が手間になると思ったので、我が家は運転手を雇いませんでした。
運転すること自体はストレス発散になる反面、交通事情や運転マナーの悪いダルエスサラームでの運転はむしろストレスが溜まるほどでした。(どっちだ?)