日本人も挑戦!世界で最も起業家が多い国、ウガンダの大注目スタートアップ企業3選!

Aquafish4Life:シンガポール発の養殖漁業コンサルティング会社

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「今こそ、起業家がウガンダに来るべき時だ」と明言するのは、Aquafish4Lifeの創設者でシンガポール人のルイス・チュア氏です。2005年からウガンダに滞在しているチュア氏は、「今ウガンダにやって来る起業家は、5年以内にその労働の豊かな成果を見ることができるでしょう」と確信に満ちた表情で話します。

チュア氏はそれまで、養殖漁業とは全く無縁の仕事をしていました。ゴルフのアウトフィッターとして、妻とウガンダに移り住んできたチュア氏は、移住から3年の間に、養殖漁業に大きなビジネスチャンスがあることに気が付きました。魚は、ウガンダの人々の食生活の大きな一部を占めていましたが、新鮮な魚のウガンダ最大の宝庫であったビクトリア湖では、乱獲のために漁獲高が激減してしまっていたのです。

親族や友人から10万ドルの資金を募り、2014年、チュア氏は革新的な養殖漁場の運営を始めました。今では、水に浮かぶケージの中で魚を育て、その排泄物を野菜栽培の肥料に使用する「アクアポニックス」という手法を生かして、ウガンダ現地の数多くの養殖漁業者のコンサルティングも行っています。さらに、チュア氏は現地の養殖漁業者から高品質な魚を買い戻し、カンパラ近辺にある最高級レストラン、大使館にも卸売りをするという、素晴らしい発想を実現化したのです。

チュア氏は、「これから先の5~10年で莫大な利益を得ることができると予想する投資家たちが、日に日にウガンダに押し寄せてきています。好機はウガンダの至る所にあります。問題は、誰がそのチャンスを一番最初に掴むのかということ。それを見つけ出し、手にさえすることができれば・・・ものごとが進むペースも事業の成長率も速いものだと、僕は確信しています」と語ります。

日本の起業家を歓迎するプロジェクト「East x East」

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東京にある駐日ウガンダ大使館は、日本の中小企業や起業家をウガンダに招くことを目的に、東京に拠点を置くコンサルティング会社アイディオロジー・インターナショナルと協力し、プロジェクト「East x East」を2016年5月より開始しています。ベティ・グレース・アケチ=オクロ大使は、「今こそ、日本の企業家がウガンダに参入する時です」と話し、「ヨウェリ・ムセベニ大統領も、特に日本の起業家を喜んで迎え入れたいと公式に発表しています。私も個人的な関係作りを大切に、できうるかぎり最大限のお手伝いをさせていただくつもりです」と、ウガンダが国を挙げて日本を歓迎することを明らかにしています。

アイディオロジーは、ウガンダにおける新規事業者のコミュニティをより深く理解するために、ウガンダ現地の起業家と海外から参入した起業家の両方を含む広範囲にわたった調査を実施しました。今回ご紹介した3人の起業家は、この調査の対象となった方々です。これらの結果について塩光氏は、「私たちは、一つの共通するテーマを発見しました」と話します。「それは、ウガンダで新規事業を始めるにあたって、画期的なアイデアというものは必ずしも必要ないということです。むしろ、ウガンダにおいてのビジネス革新は、既に世界に広まっている製品やサービスを、アフリカの文脈に適応させていくことにあります」

この様に日本人がウガンダに挑戦するチャンスが広がっています。今こそアフリカに飛び出しましょう!

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記事提供元:ウガンダ、起業家精神溢れる土壌に日本を歓迎  日本の新規事業に手を差し伸べる 駐日ウガンダ大使館のプロジェクト「East x East」(@press)

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