Facebookが真のグローバル企業に!?M-PESA買収に関心あり!
Facebookはこれまでにも世界最大のソーシャルネットワークを強化するため、写真共有アプリ「Instagram」やメッセージアプリ「WhatsApp」を買収してきました。現在、Facebookのユーザー数は世界で10億人を超えるまでに成長しました。サハラ砂漠以南アフリカにおいても約8400万人がユーザー登録しており、ケニアでも570万人のユーザーを抱えています。
FacebookがM-PESAを買収することは、世界的に見ても優れたサービスがアフリカで誕生していることを証明することになります。一方、Facebookにとってもアフリカでグループ企業を保有することは、グローバル企業としての戦力的には重要な部分を占めることとなります。またFacebookが関心を示したことで、優れたシステム開発環境がアフリカで今後整備されていく可能性もあり、エンジニアにとっては好材料になるかも知れません。
FacebookがアフリカのIT企業・サービスに注目したことで、他の会社も追随してくることは容易に想像され、今後シリコンバレーによるアフリカへの投資が加速していく可能性があります。
ただアフリカにおける各種サービスは、そこで暮らす人々にとってインフラ的な役割を果たしているケースも数多く散見されます。個人的には単なる買収に留まらず、アフリカのユーザーへの利便性を高めたり、エンジニアへの開発環境を整えたりといったローカル視点を考慮した投資を期待したいですね。今後の動向に目が離せません。
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- 参照元:Facebook billionaire turns to M-Pesa in search of next growth milestone
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